『ゴジラ-0.0』山崎貴監督が米シネマコンに登壇 最新情報と“劇場への想い”を明かす
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すべて見るゴジラ新作映画『ゴジラ-0.0』(読み:ゴジラマイナスゼロ)の山崎貴監督が、現地時間4月14日9時(日本時間4月15日1時)、アメリカ・ラスベガスのシーザーズ・パレスで開催されたCinemaCon2026に登壇。これまで詳細が一切明かされなかった本作の最新情報を自らの口で発表した。この度、現地の熱狂の様子を伝える、詳細なレポートが公開された。
CinemaCon2026は、映画興行・配給などの映画産業のあらゆる分野の世界中の映画関係者に向け、ハリウッドの大手スタジオが今年度の注目作品を紹介する世界最大級の映画コンベンション。過去にはトム・クルーズやジェームズ・キャメロンといった面々が登壇しており、まさに世界的な大作映画の発信地となっている。ここに邦画実写作品がメインステージで紹介されるのは、極めて異例の快挙となった。
会場に詰め掛けた映画業界関係者を前に山崎監督が姿を現すと、会場は割れんばかりの拍手に包まれ、本作への高い期待を如実に感じさせた。山崎監督は冒頭、「2023年に公開された『ゴジラ-1.0』(読み:ゴジラマイナスワン)は、わたしたちの想像をはるかに超える歴史的な成功を収め、日本のスタジオ製作作品として初めて、アカデミー賞最優秀視覚効果賞という素晴らしい栄誉を手にすることができました。しかし、あのオスカー像は、私たち製作チームの力だけで取れたものではありません。あの絶望と感動を、最高の音響と、巨大なスクリーンで、世界中のお客様に届けてくれた、映画館関係者の皆さんがいたからです。皆さんがいなければ、あの奇跡は絶対に起きませんでした」と、自らを支えた映画業界関係者への敬意を率直に示した。

続けて、コロナ禍以降に映画業界が迎えた大きな転換期にも言及。『ゴジラ-1.0』自体も製作中止の危機に立たされた時期があったことを明かしつつ、「映画は、映画館で観るものだ」という確信のもとで作品が再始動した経緯を振り返った。「ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、“劇場で観るための映画”として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります」と強い口調でスピーチした。
その信念を体現する形で、本作が邦画として初めて「Filmed For IMAX」基準を満たして製作されたことを発表。「Filmed For IMAX」プログラムとは、映画製作者がIMAXのテクノロジーを最大限に活用し、世界中の観客に最も没入感のある映画体験を届けるための製作基準を指す。プリプロダクションから世界中での劇場公開まで、映画製作者はIMAXと密接に連携し、カスタムIMAXサウンドミックスからIMAX独自の拡張アスペクト比、画像強調技術に至るまで、映画のあらゆる側面をThe IMAX Experienceに合わせて最適化する。過去には『トップガン マーヴェリック』や『DUNE/デューン 砂の惑星』といった名だたるハリウッド大作がこの認定を受けてきた。邦画としてその認定を初めて受けた『ゴジラ-0.0』は、IMAX独自の拡張アスペクト比で日本全国のIMAXシアターで上映される予定だ。
本作の物語についての情報はこれまで一切伏せられており、山崎監督は「物語の核心に触れる情報は明かさない」としながらも、この場でふたつの重大な発表を行った。ひとつ目は、本作が『ゴジラ-1.0』の先の世界を描く物語設定であること。ふたつ目は、本作が“敷島家の大きな運命を描く作品”であるということだ。これにより、神木隆之介演じる敷島浩一と、浜辺美波演じる典子の「敷島家」が再登場することが明らかとなった。
山崎監督は「前作で、ゴジラ襲来によって“マイナス”にまで突き落とされた戦後の日本。人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。抗いようのない圧倒的な力を前にしたとき、人間はどう立ち向かうのか。愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。“マイナス”から“ゼロ”へと至る道程は、決して平坦なものではありません。私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます」と物語に懸ける想いを力説。その言葉に、会場に集まった映画業界関係者たちは静かに聞き入った。
スピーチの最後には、「最新作『ゴジラ-0.0』で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。映画館の底力を、世界に見せつけましょう!」と呼びかけ、ファーストティザー映像を解禁。上映中、来場者はスクリーンに釘付けとなり、あらゆるシーンに大きなリアクションが起こった。映像終盤、自由の女神とゴジラが画面上に姿を現した瞬間、大歓声とどよめきが会場のいたるところから上がり、まさしく“ゴジラ”がラスベガスを大きく揺るがすほどの衝撃を与えた。
映画『ゴジラ-0.0』ファーストティザー映像
登壇を終えた山崎監督は、「盛り上がりましたね! ステージに出て行ったときに皆さんが盛り上がって、温かく迎えてくれてうれしかったですし、ファーストティザー映像を見ていただいたときのリアクションがとてもアツく、世界でも期待されているということを実感できたので、来てよかったと思いました!」と、興奮冷めやらぬ様子で感想を明かした。

さらに、CinemaCon2026の登壇を終えた山崎監督からのサプライズとして、本作で人々を「新たな絶望=マイナス」に叩き落とす最恐ゴジラの姿を切り取った最新ビジュアルが公開された。
<作品情報>
『ゴジラ-0.0』
11月3日(火・祝)公開
公式サイト:
https://godzilla-minuszero.toho-movie.jp/
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