magmaの個展『X・Y』に新作約30点 「架空のゲーム」がテーマ
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magma作品 2019 ©magma / Courtesy of VOILLD
magmaの個展『magma ‘X・Y’』が、5月19日まで東京・中目黒のVOILLDで開催されている。
杉山純と宮澤謙一によるアーティストユニット・magma。廃材や電動器具、樹脂などを手作業で組み合わせた作品を中心に、家具やプロダクトのデザイン、きゃりーぱみゅぱみゅやサカナクションのPVへの作品提供なども手掛けている。
『magma ‘X・Y’』はmagmaにとって、VOILLDで行なう約2年ぶりの個展。会場では、「架空のゲーム」をテーマに新たに制作された約30点の立体作品を展示している。また、VOILLDとmagmaのコラボレーションによる限定アイテムも販売。
magmaのコメント
人は怖ろしいほどに無意味に意味を見出そうとする。
無意味な偶然を運命と呼び、無意味な悲劇にさらに涙を足し、純粋なバカらしさまでにも死力を尽くして奇蹟のようなストーリーを紡ぎあげ自分自身を納得させる。
ときに意味付けされ答えを出されたものは窮屈に進むマスをなくす。
逆に、役に立たない馬鹿げたナンセンスは余白という豊かさをもち、次の一手の思考を着々と進める。