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カンヌ脚本賞「幸福なラザロ」無垢な青年と侯爵夫人の息子が交流する本編映像

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「幸福なラザロ」

第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した「幸福なラザロ」の本編映像がYouTubeにて公開された。

本作は、ある侯爵夫人によって労働搾取されているイタリアの小さな村を舞台に、無垢で働き者の青年ラザロが起こす奇跡を描く物語。「夏をゆく人々」のアリーチェ・ロルヴァケルが監督と脚本を担当した。

映像には、新人アドリアーノ・タルディオーロが演じたラザロと、ルカ・チコヴァーニ扮する侯爵夫人の息子タンクレディが交流する場面を収録。ラザロに教わった秘密の隠れ家に身を隠すタンクレディが、食糧を持ってきたラザロに、友情の証として壊れたパチンコを授けるシーンが切り取られた。なお、この場面をはじめラザロとタンクレディが友情を育むことになるシーンは、イタリア中部のチヴィタ・ディ・バニョレージョという2500年以上前に作られたかつての都市の一帯で撮影された。

「幸福なラザロ」は、4月19日より東京のBunkamuraル・シネマほか全国で順次ロードショー。

※記事初出時、見出しに誤りがありました。お詫びして訂正します。

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