EXOのメインボーカルD.O. が“気の毒なキャラクター”に 『神と共に』新場面写真公開
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5月24日と6月28日に連続公開される映画『神と共に』2部作より、『第一章:罪と罰』の新場面写真が公開された。
韓国の人気ウェブコミックを原作とする本作は、準備に約5年、撮影に約1年を費やし、第1部と第2部を同時進行で製作したビッグ・プロジェクト。アメリカ、カナダ、香港、台湾など世界中で『新感染 ファイナル・エクスプレス』を超える歴史的大ヒットを記録し、韓国では第一章が1440万人動員、韓国映画史上歴代3位の成績をたたき出し、第二章との累計で韓国人口の半分以上の2700万人を動員するといった快挙を達成した。
人は死ぬと、49日間に7つの地獄の裁判を受けなくてはならない。殺人・怠惰・嘘・不正・背徳・暴力・天倫といった7つの地獄の裁判を無罪で通ったものだけが、現世に生まれ変われる。その裁判の弁護を務める3人の冥界の使者と、裁判を受ける死者の地獄めぐりの旅を描いた『神と共に』シリーズ。物語の中心人物となる、知性と武力を持ち合わせた冥界の使者カンニム役は、『お嬢さん』『テロ、ライブ』などのハ・ジョンウが演じ、護衛を担当する使者ヘウォンメク役には、『アシュラ』『背徳の王宮』のチュ・ジフンが扮する。
また、7つの地獄の裁判を行うそれぞれの大王にも、『新しき世界』のイ・ジョンジェ、『青春漫画』のキム・ハヌル、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のキム・スアンまで、豪華キャスト陣が集結し、特殊メイクに身を包みこれまでにないキャラクターを演じている。さらに、第一章には『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンが、第二章には『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクが出演し、物語にインパクトを残す。さらに、EXOのD.O.が兵士でありながらも、精神的に不安定な役柄を演じている。
新たに公開された場面写真は、D.O.演じる、軍隊に順応できない一等兵ウォン・ドンヨンの姿を捉えたもの。韓国の人気グループEXOのメインボーカルを務め、絶大な人気を誇りながら、映画『明日へ』『あの日、兄貴が灯した光』『7号室』などに出演し、“演技ドル(演技のできるアイドル)”として絶賛されるD.O.。ウォン・ドンヨンについては、「今まで演じてきたなか、最も気の毒なキャラクター」とコメントしており、その言葉通り不安げな表情を浮かべている姿や、軍ジャージーを身にまとい、先輩兵士と歌っている姿を確認することができる。
なお、ウォン・ドンヨンの向かい側でギターを弾いてる先輩兵士は、大人気韓国ドラマ『コーヒープリンス1号店』のキム・ドンウク。今作では、死を向かえた消防士のジャホンの弟で、除隊を間近に控えた兵長キム・スホンを演じる。D.O.との共演について「D.O.は、プロフェッショナルな俳優。感性豊富で集中力も抜群。D.O.のお陰で、スホンという役がより強烈な印象を持つようになった」と絶賛している。2人の関係は、物語の展開においても大きな役割を担っているという。(リアルサウンド映画部)