『名探偵ピカチュウ』日本生まれの“ポケモン”がハリウッドで実写化!
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『名探偵ピカチュウ』 (C)2019 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved. (C)2019 Pokemon.
日本で生まれ、全世界で人気を博している“ポケモン”が登場する映画『名探偵ピカチュウ』が世界に先がけ日本での公開をスタートした。これまでも日本発のキャラクターが世界で人気を集めるケースはあったが、ポケモンたちの人気は別格と言ってよく、満を持してハリウッドデビューを果たした格好だ。
映画は、人間とポケモンが共存する街・ライムシティが舞台。事件の捜査に向かったきり家に戻ってこなくなった父ハリーのことが忘れられない青年ティムと、かつてハリーの相棒だった名探偵ピカチュウがコンビを組み、ライムシティで起こる謎の事件、そしてハリーの行方を追う姿を描く。
1996年に発売されたゲームソフト『ポケットモンスター 赤・緑』で初めて“発見”されたポケモンたちは、瞬く間に日本の子どもたちから人気を集め、現在まで続く超人気シリーズになった。1997年にはTVアニメが、1998年からはアニメ映画がスタート。その人気はシリーズ初期から海を越えており、ゲームは現在、日本以外の国や地域でも大人気。映画第1作目の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』は『Pokemon:The First Movie』のタイトルで全米公開され、日本映画初の週間興行ランキング初登場第1位を獲得している。
また近年は、ナイアンティックと株式会社ポケモンによって共同開発されたゲームアプリ『Pokemon GO』がオーストラリア、ニュージーランド、アメリカで先行リリースされたのを皮切りに、アジア、欧州、アフリカ、中東などで大ヒット。スマートフォンを通じて世界の様々な場所に“ポケモン”が出現している。
今回の実写映画は『ダークナイト』や『パシフィック・リム』を手がけたレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当。『デッドプール』のライアン・レイノルズがピカチュウの声を務めるほか、日本からは渡辺謙が出演。一時的なブームではなく、世界中で“鉄板”コンテンツになっているポケモンがスクリーンでどう描かれるのか気になるところだ。
『名探偵ピカチュウ』
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