とろサーモン村田が語った「鼻ドゥーンの恩返し」に内田理央と稲葉友が感動
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「クソみたいな映画」の舞台挨拶に登壇した(左から)監督の芝聡、稲葉友、内田理央、とろサーモン村田。
「島ぜんぶでおーきな祭」の「TV DIRECTOR'S MOVIE」部門に出品されているNON STYLE石田脚本の「クソみたいな映画」が本日4月20日、沖縄・琉球新報ホールにて上映され、舞台挨拶にキャストのとろサーモン村田、内田理央、稲葉友、監督を務めたABCテレビの芝聡が登壇した。
「クソみたいな映画」は、普段バラエティ番組を手がけている芝が何度も一緒に仕事をしてきた石田と約2年前に企画を始動させた作品。石田が長年温めてきたストーリーをもとに、笑いを交えながら人間の醜さと優しさ、そして愛する人のために憎しみを乗り越える強さを映し出す。
下積み時代から親しくしてる石田について聞かれた村田は、「じゃんけんで負けたほうの鼻を、勝ったほうが手の甲の一番硬いところでどつく」という遊び“鼻ドゥーン”をして石田と2人で笑い合っていた頃を回想。「2、3年前、テレビのロケでADの子に『私のこと覚えていますか?』って言われて。『誰?』って聞いたら、10年くらい前に石田と心斎橋を歩いていたときに『私にも鼻ドゥーンお願いします』って言ってきたファンの子だった」と奇跡的なエピソードも添えると、稲葉は「恩返し……!」と驚き、さらにそのADが「鼻ドゥーンしていただいたおかげでこの世界に飛び込もうと思った」と話したのだと聞いた内田は「感動した……」と目を丸くした。
また村田は共演した相島一之との撮影現場での一幕を紹介。「相島さんが初めてしゃべりかけてくれた言葉が『今日ハッピーターン6個食べちゃった』だった」と語って会場をほっこりさせ、本人は劇中で演じている性格の悪いキャラクターとは真逆であることを説明しつつ、その演技力の凄まじさに改めて驚かされた様子だった。