LiLiCo × Smash Into Piecesスペシャル対談 「あなたはもうバンドメンバー」──「First Time」に込めた想いと、日本への愛
音楽
インタビュー
LiLiCo×Smash Into Pieces
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Interview&Text:LiLiCo
いつも「LiLiCoの、この映画埋もらせちゃダメ!」で映画をご紹介していますが、実は私、歌手になるために38年前、スウェーデンから日本へ来ました。いつか母国スウェーデンでも活動できたら──そんな想いを抱いていた中で、昨年、大きなチャンスが突然舞い込んできました。
私は映画コメンテーター以外にもさまざまな仕事をしていますが、そのひとつが、スウェーデンのテレビ番組のコーディネーター。実は裏方の仕事もかなり好きなんです。
2024年9月、スウェーデンのYouTuber/テレビパーソナリティ、マウリ(Mauri Hermundsson)が、日本でスウェーデン向けのテレビ番組を撮影したいということで来日。北海道・当別町太美にある「スウェーデンヒルズ」の取材を希望していたため、お手伝いをさせていただきました。
その縁で、マウリが日本に来た際、「せっかくだからスウェーデンのスーパースターを私のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』にゲスト出演してもらおう!」という流れになり、その様子も撮影されていました。
その模様がスウェーデンのTV4で放送されたことで、Smash Into Piecesのパブリシストから私にメールが届きました。「こういうグループがいるのですが、あなたのラジオ番組に出演できますか?」
さらに数日後、同じ方から再び連絡が──。「歌、歌えますか?」
そこから、英語バージョンの「First Time」が誕生しました。私は日本でレコーディングを行い、Smash Into Piecesはスウェーデンでレコーディング。打ち合わせはすべてリモートでした。
そして私は2024年からスウェーデンでもタレント活動を始め、朝の情報番組『Nyhetsmorgon』にも出演。その番組で初めて「First Time」を生歌唱し、大きな話題になりました。この楽曲は、Smash Into Pieces(以下SIP)の最新アルバム『ARMAHEAVEN』にも収録されています。さらに、クリス・ペプラーがナビゲートするJ-WAVE「TOKIO HOT 100」にも2カ月連続でランクイン。
せっかくなら日本語バージョンも作りたい──そう思って制作したところ、想像以上にメロディと日本語の相性が良く、とても素敵な仕上がりになりました。その「First Time」日本語バージョンが、5月1日(金)にリリースされます。
人生には大変なこともたくさんあります。でも、自分自身を奮い立たせて、最高の人生にしてほしい──そんなメッセージを込めた楽曲です。
リリースを記念して、SIPのボーカル・クリスアダム、ギターのベンジャミンに話を聞きました。
── 改めてですが、バンドのスタートは?
ベンジャミン 2008年スタートして、2013年に初めてレコードを出したんだけど、それまでは自分たちのスタイルを探していたんだ。2008年にADAMが加入したことで、ドラムも入って少しずつ形になっていきました。
── 今のスタイルに辿りついたのはいつ頃?
クリスアダム 2015年から2017年ぐらいかな。「Boomerang」と「Let me be your Superhero」を書いたとき。いま俺たちをプロデュースしてくれている、Dinoに会ったときにサウンドが出来上がった。彼のおかげで少しポップサウンドになりました。だから2015年に何かが新しく生まれたと感じました。
── 2013年に日本に来ましたよね。当時はどんなスタイルだった?
ベンジャミン もう少しグランジだった。シンセ無しのオーガニックロックみたいな感じ。
── どこでライブをしたのか覚えてる?
ベンジャミン 渋谷。街の印象はすごく良かった。俺は夜ひとりで行動して、飛び込みでバーに入ったんだけど、ちょうどフットボールをテレビで放送していて、プリティシュフットボールね。だからほとんどイングランドだった!でもいたのは日本人だけ。フットボール見て、ビール飲んで、ベッカム選手のユニフォームが壁に飾られていて......日本の文化に触れたかったのに全然違った(笑)。イングランドの文化を味わってしまったよ! そのあとは洋服を探したくて歩き出したけど、迷子になって、東京は小さな街なのに完全に迷子になり、小柄の女性に道を聞いたら「いいですよ、お手伝いします」と優しく言ってくれて、なんと俺と20分近く一緒に歩いてくれた。お互いに何ひとつ言葉を交わさず、歩いているだけ。俺からちょっとした会話を仕掛けてもツレない様子で。そして行きたかった洋服屋に着いて「ここです」と言って去っていったんだ。本当に申し訳なくて、心の底から「ありがとう」を日本語で伝えて、このとき日本人の優しさに触れました。だから日本人のイメージはとにかく優しい、丁寧に手を差し伸べてくれる文化をもつ国民。自分のことはさておき、"他人に優しく"という考え方なんだなって。
クリスアダム 俺の第一印象は、日本人は電車の中で立って寝られる才能を持ってる国民。あんなの初めて見た。かなりの衝撃でした。あと印象に残ってるのは、ある女性に惚れてしまったこと。
ベンジャミン あ〜、あれはあのツアーで一番覚えてるかもしれない。本当に美人でした。俺たち一緒に出掛けたんだけど、スウェーデンだとバーに行くのが日常の中では当たり前で、女性も男性も一緒にいてお喋りをするんだ。でも、あのとき行ったバーでは男女が分かれてて、男性はこっち、女性はこっちみたいな。せっかく一緒に行ったのに話せない距離。
クリスアダム あれはめずらしい光景で驚いたなぁ。
ベンジャミン 日本の印象というよりも俺たちの場所選びが下手だったのかもしれない。こんなにバーが東京にあるのになぜ別々になるバーに入ったのか......。
クリスアダム だから柵の反対側にいる彼女たちとウィンクしあったりした(笑)。
ベンジャミン その後はホテルの部屋でトランプをしたんだけど、男女の雰囲気と言うよりも友人とゲームしてる感覚。でも、アダムはちょっと良い感じになっていて......。
クリスアダム その彼女とデートに出かけたけど、そのときに俺のタトゥーを見て、「私の両親はあなたを受け入れてくれない」と。あと、とにかくいつも俺に怒っていたんだ。お箸の使い方から靴のままレストランに入ったり......。彼女のことは諦めるしかなかったけど、お寺と任天堂が見れたからいいと思わなくちゃね。ビタースウィートラブだったな。いま彼女が幸せであることを願っています。ラブ・イス・ブラインド(恋は盲目)より、まったく見えなくなりました(笑)。時間が経ってこうして話すのは楽しいけどね。
ベンジャミン 日本は年齢を重ねた方への丁寧さがまた素晴らしい。人生の先輩へのリスペクトの気持ちは俺を元気にしてくれる。エレベーターに先に乗ってもらったりとか。自分たちがこうして生活ができるようにしてくれたのは人生の先輩のみなさん、だから俺もなにか労わってあげたい気持ちを常に持ってる。だからまとめると日本に対して本当に素敵な想いしかないです。この文化に触れて心が癒されました。
── また日本に来れるのはどんな気分?
ベンジャミン 俺はあまり旅をするのが好きではない。でも日本と聞いたら興奮しますし、喜んで旅に出ます。
── 前回の観客の反応は覚えてますか?
ベンジャミン ヨーロッパやスウェーデンの観客とは正反対ですね。強く記憶に残っています。日本のファンはしっかりと丁寧に最後まで聴いてくれる。俺たちの音楽が完全に終わるのを待ってから拍手や声援を送ってくれた。
クリスアダム 渋谷でライブしたとき印象に残ってるのは時間に厳しかったこと。19時にステージに立ってないといけなかった。チケットに19時と書いてあるからその時間にスタートして、と。手拍子をお願いしたらずっとクラップしてくれた。俺がやめていいよ、と言わなかったら永遠にクラップしていたかも。
ベンジャミン そして曲の間は本当に静か。たぶん俺たちが何かを話すのかと待ってたのかな。やはりここも"人のために"と感じました。喧嘩もなければドリンクを買うときはちゃんと綺麗に並んでいました。会場に敷かれた線の間にちゃんと立っていたのも覚えています。スウェーデンなら適当に立つ。でも、日本では見ないよね。まぁ、これはあくまでも俺たちが感じたことではあるんだけど。
── 久しぶりの日本でのライブはどんな感じになりそう?
ベンジャミン 前回とはまったく違うもの。最初に話したように音楽のスタイルも変わったのでライブの内容も変わる。作り上げたショーケースがあります。LEDの演出とか。日本人のみなさんも声を出して応援してくれるとうれしい。「叫べ〜」と言ったら永遠に叫んでくれるかな?
── この前ウップサーラでのライブ、完全なるショーケースでしたね。日本ではきっと何かお話ししてほしいと思います。MCとかやります?
ベンジャミン もちろん合わせます。MC入れます。
── 日本のファンとコンタクトあると感じますか?
クリスアダム 気づいたけど、iTunesでトップ5かな。SNSでの反応はあまりないみたい。世界が違うのかな。日本ならではの配信もあるでしょうから。でも、アルバムは日本でよく売れています。「First Time」は、J-WAVE『TOKIO HOT 100』で2カ月間ランクインしていました。マジでうれしかったし、信じられなかったけど、あれはLiLiCoの努力のお陰よ。あなたはバンドの一員です。
── 涙。
ベンジャミン ライブに出てくれるよね?
── もちろん!5月1日(金)に日本語のバージョンが発売になります。楽しみだなぁ。そしてユーロビジョンソングコンテストについて、どう人生とキャリアが変わったか教えて。
クリスアダム ヨーロッパ、アメリカ、ロシアをライブで回っているバンドでした。ロックアーティストとしてツアーを可能な限り回っていました。とにかくロック好きな観客の前でやってた。それを13年くらいやってたかな。そして、突然チャンスが巡ってきて、最初は"ボーナス"としてユーロビジョンか来たと思って。つまり出場できてラッキーな感覚。俺たちの音楽スタイルのまま出場しても良い限りオッケーだと思ってた。でも、出てみたらとんでもないレスポンスになった。いろんな記録を作ったり、ドラマーのAPOCがひとり歩きして超スーパーアイコンになったり、それはまったく想像していなかった。だから俺たちにとって、それまで自分たちでツアーバスを運転して、舞台も自分たちで組み立て、セッティングして、売るものも自分たちで用意してたバンドだったけど、ユーロビジョンからはすべてをやってくれるスタッフがいる。だから歌やパフォーマンスだけに集中ができる。昔はチケットを売ることが大変だったけど、今はそれを考えなくてもいい。ここまで来たという喜びが強い。成功したのは本当にここ4年です。ロック界が"SIP〜がユーロビジョンに出た"という事実だけで反響あります。みんな信じられない。
── 3回目の出場はどうでした?
ベンジャミン 今回は"常連"みたいな扱いだったので気持ち良かったです。さらに大穴が俺らと言う噂まで。いつもは出場はするけど、勝てないだろうなぁと思ってた。
クリスアダム だから大穴と言われうれしかった。
ベンジャミン 今回はマスコミ取材がすごかった。本当に注目されていて、それは肌で感じました。いままで取材ではボーカルのクリスアダムとAPOCが中心になっていたけど、今回は俺とペールにもフォーカスが当たっていてうれしくて、慣れてないから有名な新聞や雑誌が俺のプライベートな行動のことを書いていて不思議な気持ちでした。ユーロビジョンの中で俺はもしかして一番人気の独身だったかも。だから行ってたパーティーとかで俺が何をしていたかもチェックされていました。女性とウィンクしたりして書かれてしまう。
── じゃもうティンダーデートできなくなるのね!
(みんな大笑い)
── 私たちが初めて会ったとき、次の日に「First Time」を生放送で初披露するために練習したかったけど、私とリハーサルするよりもデートのほうで頭がいっぱいだったね、ベンジャミン!はっきり覚えてます。
(みんな大笑い)
クリスアダム いまもハルムスタにいるけど、ベンジャミンはすぐに散歩に行って素敵な女性をハンティング(笑)。
ベンジャミン そういうのは大事なことよ。
クリスアダム もちろん。
── 行動力のあるベンジャミン。生放送のあとメイクのまま列車に乗って帰ったから私はびっくり!
ベンジャミン ずっと旅さ。
── 曲の制作過程はどんな感じ?
ベンジャミン もう恋の話はいいのかな(笑)?
クリスアダム ベンジャミンとペールがメインで曲を書いてます。スタートした当初からそんな感じです。
ベンジャミン それは俺の役割というより、俺はそういう表現の仕方。大声でなにかをいうより大声で歌ったほうがいい。みんなに届くし。物語の中に入って書くのが現実よりも楽しい。現実の世界では俺は結構暗い。陰キャラ。けっこうマイナス思考。だから物語を夢見て、まるで絵を描くかのように曲が出来上がる。だから俺はファンタジーの世界で生きるのが一番良い。自分だけが知ってる世界だから安心して妄想できる。
── アレンジは?
ベンジャミン これが俺の弱み。物語は作れるけど、アレンジは苦手。でも結成してから時間も経ってますし、もちろん勉強してるしたくさん学んだ。そして周りに信頼出来るスタッフがいるので俺の物語に一番良い。額縁を作ってくれるのが誰かはわかります。で、またその額縁に足したりします。そして、アダムはそれにスパイスを加えるのが得意。曲の制作って時間がかかります。出来上がったと思いきやまだ変えられる部分がある。アダムは音楽で遊ぶことが得意で、そこからキャッチボールして仕上げる。
クリスアダム 脳内ではプロデューサー的なことをしているかもしれない。ベンジャミンが新曲を持ってくるときに感想を正直に言える。もちろん自分個人の意見として。
ベンジャミン 言われるな〜。
クリスアダム プロデューサー的なことの意味は音を聴くといろいろボーカル的なことも浮かんできます。ハモリだったり、コーラスだったり。音そのものも少し変えたりとか。だから最終的な判断や決断で考えると俺も大いに関わってる。だから、ベンジャミンとは曲作りで言えばすごく良いケミストリーを持っていてやりやすい。俺は落ち着いていて、型にはめることも出来る。ベンジャミンはあれこれ考えていて、最終的な結論へまとめるのに時間がかかるときもあります。
ベンジャミン そう、まとまらない。
クリスアダム ベンジャミンはスタートがめっちゃ良い。勢いあって、生み出す力が素晴らしい。そこからお互いを刺激し合いながら進めていきます。ペールはもっと俺に似ていて、特に曲作りの面で型にはめるタイプ。遊ばないって意味では無くて、俺と似てるってことだけ。タイプの違う人がいてくれるとなんだかうまくいく。
ベンジャミン 俺は一気に始めちゃうからな。何も考えずに。目的もないけど、なんだかんだ形になっていく。
── 本当にカッコいい楽曲ばかりだから良いコンビなんだなぁと感じていました。
ベンジャミン まじうれしい。ありがとう。ペールの曲だけ気に入ってるのかな(笑)?
── そんなことないよ!そして私たちが歌う「First Time」。
ベンジャミン ファーストタイム東京!それをヒントに。
── え? そうなの。
ベンジャミン 嘘。メロディから書きはじめていて、何年も引き出しの中に入れてた。ピアノを弾いているところにお父さんが来て「良い曲だなぁ」と。サビを思いついたのは車を運転しているとき。車の中でハードロックを聴いていて彼らのサビにインスパイアされ、スマッシュにもインパクトのあるサビを作りたいと思って浮かんだ。で、急いで家に帰ってコードを作って、以前作ったメロディとすごくマッチしていて。お父さんはいつも俺の音楽のことをあまり気にしないけど、慣れてるからね(笑)。でも、「First Time」を聴いたときはめずらしく褒めてくれた。頭の中がこんがらがっていて歌詞をどう書いたのか記憶していなくて。
クリスアダム すごく長いプロセスだったことを覚えてる。少し進んでまたほったらかしにして、また少し進んで、またまたほったらかしてしまったり......、そこに君が入って来た!そのときに「あの曲あった!」って感じになった。
ベンジャミン そうだ。思い出した。最初は曲に弱さを感じていて、それでサビを書き直した。コードも変えて、メロディラインも変えて、最後は細かい直しをしたりしました。細かく直し始めたお陰でこの曲の勢いと"生きた感覚"をまた感じることが出来ました。ギターソロも入れて、そしてあなたの歌声を聴いて、この曲の旅が始まった。曲がどんどん成長して完成した感覚。
── 私は25曲もらったけど、「2曲選んで」と言われて、選んだけどユーロービジョンに使うと。だから夢は夢のままかと諦めたら「First Time」が来て、どの曲よりも好きなタイプの音楽だった。そして日本語バージョンが出るね!
クリスアダム はい......(自信無さげに笑う)。これのなにが大変だったのかと言うと日本語の歌詞に集中して、発音やそもそもの日本語のサウンドを覚えて練習するという時間がなかったこと。ユーロビジョンもあって、ツアーの最中にもらったからとにかく時間がなかった。実はレコーディングそのものは意外と早かった。でも、練習の時間がなかなか取れなかったのと、あんな忙しいときに何を優先するのかを判断できなくて。でもとても特別な経験で楽しかった。すごく難しかったけど、やり遂げて良かった。
ベンジャミン ライブで早く演奏したい。俺はこの曲好き。今まではライブで演奏したことなくて、スウェーデンの生放送のみ。
── 初めて私が日本語歌詞の借り歌を入れたバージョンを聴いてどうだった?
クリスアダム アニメーションの主題歌として想像できちゃった。こうして後から考えると想像していたより日本語で歌うのが難しくなかった印象。が、日本語という言語は本当に難しい。LとRの間の発音だったり、LiLiCoが借り歌を入れてくれて、ゆっくり発音を強調したデモまで作ってくれたけど、歌詞を見ると繋がっていない感覚でした。ここに書いてあることをLiLiCoは本当に言ってるのかと。
── アダムね、あなたの日本語がうま過ぎて、最後は細かくダメ出ししてごめん。何人か日本語バージョン聴いてるけど、ONE OK ROCKだと思った人がいたよ。
ベンジャミン 好きなバンドだ!ヤバいなぁ。
クリスアダム 最高の褒め言葉じゃん!
── あとすごく聞きにくいけど、わたしのことどう思う?
ベンジャミン 君は最高だよ。
クリスアダム 人懐っこいポジティブな人。私たちは合うとすぐに感じた。俺は君が好き。一緒にいるとき感じるよ。そしてプロフェッショナル!一緒にいると自分でいられる。楽しげでワイワイのところもあるけど、仕事をパッパッと早くしっかりやるプロ。
ベンジャミン いつも楽しいオーラを出す女性だね。人の才能を最大限に引き出せる力があると感じる。だから一緒にいると楽しい。元気になる。自分のベストを出そうと頑張る力を引き出してくれる存在。サポートもしてくれるし、安心感を与えてくれる。ただの楽しい人と思いきや、ちゃんと周りを見てキチンとすべてをこなす。俺にはそれが無い!
クリスアダム ベンジャミンは自分の世界にいるからね。
── ありがとう(涙)。日本に来たら分刻みのスケジュールを準備しているので覚悟してね。
ベンジャミン&クリスアダム もちろん!君はバンドメンバーのひとりだよ。
── 映画コメンテーターとして好きな映画と、ぴあが得意とする音楽のことも聞きたい。
ベンジャミン 子どもの頃はディズニー映画に夢中だった。『ジュラッシックパーク』、『ターミネーター2』、『ジム・キャリーはMr.ダマー』は自分の中のベストだな。『ジュラッシックパーク』は今も一年に一回観ます!
クリスアダム 好きな映画は『エイリアン2』。いまだにあれほど俺を夢中にさせる作品はない。あの世界観そのものが凄過ぎて。今も変わらない。『十兵衛忍風帖』も好きだった。あまり子ども向けではないけどね。あとはやっぱり『ファイナル・ファンタジー』のゲームだなぁ。あの想像の世界で現実逃避もできた。
── 音楽は?
クリスアダム 8〜9歳のときにサヴェージ・ガーデンにハマったのを覚えてる。音楽の力を全身で感じました。ティーンになってからはトランスにドハマりして、パンテラを聴いてぶっ飛んだ。今でもそのロック魂が俺を作っている気がする。
ベンジャミン ニルヴァーナのアルバム『ネヴァーマインド』に夢中だった。これが7〜8歳頃のこと。ティーンエイジャーになってからはレッド・ホット・チリ・ペッパーズにハマって、バックストリートボーイズ、リンキン・パークを良く聴いていて、そこからイングヴェイ・マルムスティーンにどっぷりハマった。いまはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、TALK、そしてヒットチャートに入っている音楽も。あと、ONE OK ROCKも好き。彼らが奏でる音楽のサウンドのバリエーションと伝え方にインスパイアされてます。エド・シーランとのコラボも最高!
<公演情報>
『SMASH INTO PIECES TOKYO 2026』

7月9日(木) 東京・duo MUSIC EXCHANGE
18:00開場/19:00開演
【チケット情報】
スタンディング:8,200円(税込/ドリンク代別)
https://w.pia.jp/t/smashintopieces/
※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要
SMASH Official Website
SMASH INTO PIECES Official Website
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