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まるで「マンガに包まれる」感覚! MoN Takanawa開館記念特別公演『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』が上演中

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2026年3月28日に東京・TAKANAWA GATEWAY CITYに開館した、文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ、以下MoN Takanawa)」。その開館記念特別公演『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』が現在、同館B3F~B1Fのシアター空間「Box1000」にて上演中だ。

「マンガローグ」とは、普段は一人で読むマンガを、劇場全体で体験するライブパフォーマンスのこと。マンガそのものを映し出す巨大LEDと豪華キャストの声によって、ページを読み進めていく流れや視点、物語に没入していく過程を含めたマンガ体験そのものを、その場で追体験できるもので、マンガの映像化や舞台化、朗読劇とも異なる、“共有型”の新しいマンガ体験といえるだろう。公演時間は約65分となる。

今回、上演されるのは、手塚治虫氏の不朽の名作『火の鳥 未来編』。電子頭脳が支配する西暦3404年を舞台に、火の鳥によって“永遠の命”を授けられた主人公の視点から、人類の文化と文明の行きつく先をめぐる壮大な物語だ。発表されたのは1967年だが、AIやクローン技術、環境問題を扱ったその先見性で“現代の預言書”として、現在も高い支持を集めている。

公演には、手塚プロダクションにより、LEDシアターでの上映を前提として新たに着彩された100枚以上の着彩原稿が使用されている。約60年前に描かれた白黒原稿をもとに、原作の線やページ構成を尊重しながら、元アシスタントの手によって、1枚1枚にあらためて色彩が施されているのだ。

会場となる「Box1000」は、ステージ全面にLEDが設置された1000平方メートルの最新シアター空間。雑誌やコミックとは異なるスケールと環境で、マンガの絵を提示することで、線の力や色の広がりを、これまでとは違う距離感で体感することができるのも「マンガローグ」の大きな魅力だ。

声の出演として、火の鳥役に夏木マリ、マサト役に梶裕貴、ロック役に本郷奏多、猿田博士役に古田新太、タマミ役にあの、ハレルヤ/ダニューバー役にYumi AraIという豪華な面々が顔を揃えた。また、物語をナビゲートするロボットアームの「鉄腕アーム」の声は、山寺宏一が担当している。

このロボットアームの存在こそが、「マンガローグ」に必要不可欠な要素。その先端に備えたカメラの視線で、マンガのページを巨大LEDスクリーンに映し出すことで、客席全員が同じ視点で、物語を体験・共有できるのだ。

もうひとつ、「マンガローグ」に欠かせないのが、観客と一緒にマンガを旅する「MANGALOGUER(マンガローガー)」たちの存在。又吉直樹、寺脇康文、花總まり、古川雄大、小森隼(GENERATIONS)、新内眞衣、千葉一磨が日替わりで担っている。彼らは物語を見守りながら、ロボットアームとの対話を通して、観客の感性を刺激し、物語が持つテーマや感動をシェアしてくれる重要な役割だ。同じ「火の鳥 未来編」でも、マンガローガーが違えば、きっと味わいも変わるはずなので、ぜひ何度も足を運んでほしい。

100年先につながる文化を創造することを目指すMoN Takanawa。その歴史の幕開けとして、常に新たな表現手法や取り組みに挑戦し、開拓者精神を持ち続けて文化を切り拓いてきた手塚治虫氏の「火の鳥 未来編」ほどふさわしい題材はないだろう。世界情勢がこれまでになく緊張の度合いを高める今だからこそ、“いのち”の意味を問いかける本公演のメッセージが、胸に突き刺さった。「マンガに包まれる」とでも表現すべき「マンガローグ」だからこそ、その効果も絶大だ。過去を知り、未来に触れ、今を見つめる。そんなマンガ体験が、オープンしたばかりのMoN Takanawaで待っている。

取材・文:内田涼

<公演情報>
『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』

主催:MoN Takanawa: The Museum of Narratives、TBS
企画制作:MoN Takanawa: The Museum of Narratives、TBS、Bascule Inc.
原作:手塚治虫『火の鳥 未来編』
制作協力:手塚プロダクション

【声のキャスト】
鉄腕アーム:山寺宏一
火の鳥:夏木マリ
マサト:梶裕貴
ロック:本郷奏多
猿田博士:古田新太
タマミ:あの
ハレルヤ / ダニューバー:Yumi AraI

【MANGALOGUER(マンガローガー)】
又吉直樹
寺脇康文
花總まり
古川雄大
小森隼(GENERATIONS)
新内眞衣(元乃木坂46)
千葉一磨(舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』セドリック・ディゴリー役)
※出演スケジュールは特設サイトよりご確認ください。

2026年4月22日(水)~5月16日(土)
会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/mangalogue-hinotori/

「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」特設サイト:
https://montakanawa.jp/special/mangalogue_hinotori/

※手塚治虫/手塚プロダクションの「塚」は旧字体が正式表記

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