濱口竜介監督最新作 『急に具合が悪くなる』長塚京三、黒崎煌代の姿も登場する本予告公開
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『急に具合が悪くなる』 (C)2026 Cinéfrance Studios – Arte France Cinéma – Office Shirous – Bitters End – Heimatfilm – Tarantula & Gapbusters – Same Player – Soudain JPN Partners
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濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』のメインビジュアルと本予告、場面写真が公開された。
がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が交わした20通の往復書簡『急に具合が悪くなる』(宮野真生子・磯野真穂著/晶文社)を、『ドライブ・マイ・カー』や『悪は存在しない』『偶然と想像』など、監督作が世界の映画祭で高い評価を得ている濱口が映像化。パリ郊外の介護施設で理想のケアの在り方を探求する施設長のマリー=ルー(ヴィルジニー・エフィラ)と、独創的な舞台演出家でありステージIVのがん患者である真理(岡本多緒)が出会い、同じ名前の響きに導かれ、交流を深めていく姿が描かれる。
主人公のふたりを演じるのは、『ベネデッタ』で世界的な注目を集めたヴィルジニー・エフィラと、トップモデル「TAO」として一時代を築き、『ウルヴァリン:SAMURAI』などハリウッドを中心に国際的なキャリアを重ねる岡本多緒。ダブル主演の脇を固めるのは、『敵』で第37回東京国際映画祭最優秀男優賞などに輝いた長塚京三と、主演作『見はらし世代』で高い評価を受けた黒崎煌代だ。
公開された本予告は、「私、進行がんで余命半年って言われて……急に具合が悪くなるかもしれないって」という、岡本演じる真理の衝撃的な告白から幕を開ける。その言葉を客席から真剣な眼差しで見つめているのは、エフィラ演じるマリー=ルー。理想の介護を追求するあまり、「現場の仕組みを変えないと、介護は変わらない」と施設内で孤軍奮闘するマリー=ルーと、その彼女が思わず「余命わずかなんて信じられない」とこぼすほどに生命力を放つ、がんを抱えて生きる演出家・真理。

ホワイトボードを前に「戦ってるものの正体をさ、もうちょっと詰めてみない?」と熱っぽくマリー=ルーに問いかける。「それは運命的な出会いだった」。その言葉通り、ふたりは出会ってすぐに、国境や言葉の壁を越え、魂のレベルで深く共鳴していく。「あなたともっとたくさん話したい」と微笑む真理に対して、「怖い?……死ぬこと」と静かに問いかけるマリー=ルー。ふたりの穏やかな対話が、パリの美しい風景とともに切り取られていく。
しかし映像の後半、事態は急転する。真理が芝生の上に崩れ落ち、マリー=ルーが駆け寄る。「認知症、老い、死……どれも解決できない」という台詞と共に涙ぐむマリー=ルーと真理が映し出されたあとに、「我々が開くのはこの世界の新たな可能性だ」という長塚演じる俳優・清宮吾朗の力強いセリフが重なる。さらに、黒崎演じる自閉スペクトラム症の少年・窪寺智樹が穏やかな表情で空を見上げている姿も映し出される。

そして、夜の街で車椅子を押す真理が「悪あがきしようよ、一緒に」とつぶやき、マリー=ルーが「いいね」と静かに力強く答えるシーンが差し込まれ、最後にふたりの熱い抱擁と、「生涯忘れえぬ3時間16分」というキャッチコピーが映し出される本予告となっている。
『急に具合が悪くなる』本予告
<作品情報>
『急に具合が悪くなる』
6月19日(金)公開

公式サイト:
https://www.bitters.co.jp/soudain/
(C)2026 Cinéfrance Studios – Arte France Cinéma – Office Shirous – Bitters End – Heimatfilm – Tarantula & Gapbusters – Same Player – Soudain JPN Partners
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