神戸Sが5季目のリーグワンで初の1位に! 神戸S、2位・埼玉WK、3位・S東京ベイ、それぞれの思いを胸にPOへ!!
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李承信(コベルコ神戸スティーラーズ) (C)JRLO
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すべて見るえどりくのクボタスピアーズ船橋・東京ベイはやっぱり強かった。そして今季のコベルコ神戸スティーラーズは文句なしに勝負強かった。5月10日『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26』最終節で神戸SがS東京ベイのえどりく29連勝を止めたのだ。
ホームのオレンジアーミーの声援を受けて、立ち上がりからS東京ベイのデカくて強いFWパックがエナジー全開、強烈な圧力を掛けてきた。10分HOマルコム・マークスに先制トライを献上し、16分にPR山下裕史がイエローカードを受けると、19分にフィールドの幅を広く使ったアタックで3-14と主導権を握られた。それでも27分神戸Sは13フェーズに及ぶアタックでトライラインに迫るとCTBマイケル・リトルがNOマキシ ファウルア、FL末永健雄、タイラー・ポールのタックルをものともせずにトライゾーンにボールを叩き付けて10-14。35分には逆に数的有利となった神戸Sが近場を連続して攻めると35分LOジェラード・カウリートゥイオティがボールをねじ込んで17-14。しかし3分後にS東京ベイにモールを一気に押し込まれて17-19とマキシに逆転トライを決められたが、一時交代で入ったブリン・ガットランドが猛チャージでCGを阻止。神戸Sは出色の出来のホストチームにわずかな点差で食らい付いた。
後半は一転して神戸Sが攻め抜いた。何度オレンジの壁に跳ね返されても、敵陣でアタックし続けた。FLティエナン・コストリーがイエローカードで数的不利に陥っても、SO李承信がPGを失敗し逆転の機会を逸しても、S東京ベイを相手陣に釘付けにした。そして68分、コストリーがパスダミーから自ら突っ込んで逆転、李もCGを成功させて24-19とした。
70分以降、S東京ベイが反撃に出るも、神戸Sは規律立ったディフェンスでトライラインを死守。あわや再逆転というピンチもしのぎ切って『NTTリーグワン』5季目にして、初めてレギュラーシーズン1位を決めたのだった。
今季終了後、オールブラックスを指揮することになったデイブ・レニーHCは「本当に厳しい中、勝ち切れた素晴らしいパフォーマンスだった。自分たちとしては思い通りのスタートを切れなかった。エラーもペナルティもあり、前半の序盤はボールを持つこともできなかった。しかし、ポールをキープできた時間帯は相手にプレッシャーを掛けることができたし、しっかりスコアすることができた。後半リードされて風下の難しい状況下でも、クボタさんを相手にファイトし続けて勝利を手繰り寄せた選手たちを称えたい」と選手たちを称賛した。
李共同キャプテンも「間違いなくチームの自信になると思う。近年の成績(対S東京ベイ戦7連敗)も、えどりくの連勝記録もクボタさんの功績。そんな中アウェイでプレーオフに向けた大事な一戦でしっかり勝ち切れたことはチームの自信になる」と手応えを口にしつつ、「プレーオフはまったく別のものになると思う。まず自分たちの強みのアタックのところはしっかりフェーズを重ねて、その上で精度、一人ひとりの役割、ハードワークを成長させていきたい。ディフェンスは規律のところは自分たちでゲームを壊してしまう可能性があるので、自分たちでコントロールできるところはコントロールして、レフリーにもアジャストしていきたい」とさらなる成長を誓った。
オールブラックス109キャップを誇り、LOながらトライ王に輝き、この日もプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された共同主将のブロディ・レタリックは「(トライ王は)最高の気持ち。でも、トライを取るよりもチームが勝つことが自分としては大事。チーフスでのキャリアを通してのトライよりも今年の方が取れている。正直理由はわからないが、自分たちのやりたいラグビーがクリアになり、トライゾーンが近付いた時に一人ひとりの役割が明確になったことで、結果としてトライが増えたと思う。準決勝の相手がどこかわからないが、しっかり正しい準備をすれば正しい結果が付いてくると思うが、2週間の準備で間違った方向に進んでしまうとむずしいゲームになる。キャプテンとして正しい方向にチームが進めるようにしていきたい」とキッパリ。
不敗神話が止まり、3位に終わったマキシ主将は「負けてしまったが、チームの方向性は間違ってはいない。プレーオフは一個一個いい準備をしたい。チームでしっかり我慢して目の前のことにフォーカスすれば大丈夫。一個一個のプレーに集中すれば、結果は付いてくる」と『NTTリーグワン2025-26』プレーオフトーナメント準々決勝からの巻き返しを決意した。
5月9日・東芝ブレイブルーパス東京に45-0の大勝しながら2位に回った埼玉ワイルドナイツ。記念すべき公式戦100キャップで見事POTMに選ばれたSO山沢拓也は試合後、順位は関係ないと語った。
「本当にたくさんの人に支えられた100キャップだと思う。簡単に取れたものではないし、本当にたくさん悩んだ時期もあったし、いろんな時期を経験して取れた。このチームで取れたことが自分にとってもよかった。
(1位に対するこだわりは)ない。自分個人としては、残りの試合は相手がどうというより本当に自分たちのチームを表現する機会だと思っている。そのチャレンジをみんなでやりたい」
果たして、5季目のリーグワンはどんな結末が待っているのか。『NTTリーグワン2025-26』プレーオフ準々決勝は5月23日(土)に4位・東京サンゴリアス×5位・ブラックラムズ東京、24日(日)に3位・S東京ベイ×6位・BL東京、準決勝は30日(土)に1位・神戸S×東京SG対BR東京の勝者、31日(日)に2位・埼玉WK×S東京ベイ対BL東京の勝者、6月6日(土)に3位決定戦、7日(日)に決勝がキックオフ。決勝の舞台はMUFGスタジアム(国立競技場)、準々決勝~3決の5試合は秩父宮ラグビー場にて開催。準決勝と3決のチケットは発売中。S東京ベイ×BL東京の詳細は未定。東京SG×BR東京、決勝のチケットは明日5月12日(火)一般発売。
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレーオフトーナメントのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2667671
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