映画「名無し」佐藤二朗・丸山隆平・佐々木蔵之介が座談会、山田裕貴らのコメントも
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映画「名無し」座談会映像のサムネイル。左から丸山隆平、佐藤二朗、佐々木蔵之介
映画「名無し」より、佐藤二朗・丸山隆平(SUPER EIGHT)・佐々木蔵之介による座談会映像がYouTubeで解禁。あわせて、映画「爆弾」で佐藤とタッグを組んだ監督・永井聡、俳優・山田裕貴ほか各界著名人からのコメントが到着した。
佐藤が原作・脚本・主演を担う本作は、右手で触れるだけで人を殺めることができる異能を持った山田太郎の物語。その数奇な運命を背負い、“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描き出す。佐藤が太郎を演じ、身寄りも名前もなかった少年期の「山田」の名付け親となる巡査・照夫に丸山、山田と同じ児童養護施設で育った山田花子にMEGUMI、連続殺人事件の容疑者である山田を止めるべく奔走する刑事・国枝に佐々木が扮した。
座談会では、佐藤が賛否覚悟の問題作に手応えを感じていると語る様子や、丸山と佐々木がそれぞれの役へのアプローチを振り返る内容が。映像終盤で佐藤は「人とつながるのが得意な人も、苦手な人も、“人間”を名乗るすべての人に観てほしい」と力強く呼び掛けた。
また本作を鑑賞した永井は「怖。狂。暴。哀。慄。なんと恐ろしいストーリー。佐藤二朗さんとの付き合い方を見直す良いきっかけになりました」とコメント。山田は「まさか、名も無いあの人は○○○○すら恨んでいるなんて」と衝撃を受けたことを語る。このほか、タレントの大久保佳代子、お笑い芸人の見取り図・リリーらもコメントを寄せた。全文は下記の通り。
「名無し」は、本日5月22日より全国で上映中。
永井聡(映画監督)コメント
怖。狂。暴。哀。慄。なんと恐ろしいストーリー。
佐藤二朗さんとの付き合い方を見直す良いきっかけになりました。ありがとうございます。
山田裕貴(俳優)コメント
名前も知らない人が
どこで
どのように生きているか
僕たちは知らない
名前を知っていても
幸せか、苦しんでいるのか
僕たちは知らない
だから知らない人のことを僕は語らない
まさか、名も無いあの人は○○○○すら
恨んでいるなんて
大久保佳代子(タレント)コメント
目を覆いたくなる。名前がないから、あんなにも残虐なのか? 少しでも分かりたかったが分からない。
あの子たちがどこかで救われて欲しかった。
見取り図 リリー(お笑い芸人)コメント
「右手」に恐怖しました。
この「右手」を持って生まれてきた主人公。
救いの無い現実とぶつかった時どうするべきか考えさせられました。
佐藤二朗さんの怪演。
次お会いできたら面白かったですと伝えて、
一応左手で握手お願いしてみよう。
渡辺えり(俳優 / 劇作家 / 演出家)コメント
佐藤二朗の脚本は現在の戦争の暗喩なのだろうと思った。殺してはならない。何があっても殺してはならない。その精神を知る映画でなくてはなるまい。
子役の三人が凄い。壊れた天使のようなあの三人の演技が頭から離れない。
天に向かって男が絞り出す声「神様、俺と手をつなごう」この台詞が良かった。ラストの歌と声、歌詞もとても良かった。決して手をつないでくれなかった神とデュエットしているような歌だった。
SYO(物書き)コメント
くらった。《見えない》のに、目を背けたくなるシーンの連続。
こんなにも危険で、残忍で、絶望がむき出しの映画だったとは…
名も無きオリジナル映画の逆襲が始まる機運を、強烈に感じた。
LiLiCo(映画コメンテーター)コメント
人はみんな必死に生きる。
でもどんな環境に生まれて、どんなことを
人に言われて来たかで全く異なる人間になる。
心の中で誰もが感じたことのある悔しさを
包み隠さず描く衝撃作。生きるとは何?
ラストシーンは一生忘れない。
笠井信輔(フリーアナウンサー)コメント
しゃべり倒す爆弾魔…いや! 佐藤二朗が本当に演じたかったのは、この喋らない猟奇殺人犯の方なのだろう。
繊細にして大胆。残酷にして温厚。原作&脚本家として自ら産んだ複雑なキャラクター。今も脳裏から離れない。
出口保行(犯罪心理学者)コメント
「無敵の人」。従来は存在しなかった現代を象徴する犯罪者である。検挙を恐れず、失うものなど何もないとして大胆な犯行を行う。本作は孤独という現代社会の冷酷さを表現する中で、人の生き方を訴求する俊作である。
しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)コメント
あまりにも強烈な一本!! 主人公は見えない武器で人を殴り存在証明をする。絶対に許されない行為なのに、全てが儀式のような強い意思で突き進む彼の姿は、天啓を受けた神々しさを感じさせる圧倒的恐怖。
「何者かになりたい。沢山の人に知ってほしい。」が捻れた現代に「名無し」は全員が観るべき映画だ。
こがけん(お笑い芸人)コメント
“見えない凶器”で人を傷つける“名無し”の男は、ネットで無差別な誹謗中傷をくり返す匿名アカウントが行きつく究極の姿のようでもある。
しかし本作の持つ真の恐ろしさは、これほど禍々しい業を背負ったこの男も、僕らと同じように愛や傷にまみれて人間臭く生きてきたという事実を突き付けてくるところだ。
手を差し伸べた者を容赦なく傷つけてしまう、まるで救いのない和製「シザーハンズ」。佐藤二朗劇場の勢いは止まらない。
ゆいちむ(映画好きOL)コメント
ゾッとしました。
同情とも、断罪ともつかない。
そんな曖昧さを孕んだ、日本的な陰湿さを体現するヴィランの誕生です。
今年もまた、笑いを封印した佐藤二朗が、日本を恐怖のどん底へ叩き落とす。
関根ささら(女優 / タレント)コメント
冒頭から最後の瞬間まで、その期待も想像も容赦なく超えてくる新しい形の恐怖。美しく不穏で、グロテスクで繊細。スクリーン越しでも目を逸らしたくなるような目力と不穏な笑み。怖すぎる……最高でした。
森直人(映画評論家)コメント
驚くほど良質の不条理劇。
多様なメタファーとして機能する佐藤二朗の“右手”。
たったひとつの発現で現代社会は一気に撹乱する。
これほど脆い世界で我々は生きているのだろう。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)コメント
ほぼ一切言葉で語らず、過去と今の行動、そして顔面の筋肉の動きで生き様を滲ませる佐藤二朗氏の新境地。寄り添わず、突き放さず、目に焼き付けろと言わんばかりにその姿を映し出す。ここまで振り切った破壊的な映画が劇場公開されることが嬉しい。
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