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バレエ界のレジェンド、ルジマトフの日本最後の舞台が間もなく開幕。そのDNAを受け継ぐホープの初来日にも注目

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「ルジマトフ JAPAN FINAL」

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バレエ界のレジェンド、ファルフ・ルジマトフが、大阪、東京にてついに最後の日本公演にのぞむ。唯一無二の存在感、その時々の彼でなければなし得ない表現をもって、観客を魅了し続けてきたルジマトフ。ステージでの彼の見納めとなるうえに、ボリショイ・バレエやミハイロフスキー劇場バレエのスター、次代を担う期待の星も登場、いまここでしか観ることのできない濃密な舞台に期待が寄せられる。

1981年、サンクトペテルブルクのマリインスキー・バレエ(当時キーロフ・バレエ)に入団、瞬く間にスターとしての地位を確立し、数多の作品で主役を務めたルジマトフ。マリインスキー・バレエの日本公演でも、プリンシパルとして数々の作品に主演、その気品ある佇まい、圧倒的なカリスマ性で観客の心を掴んだ。熱狂的なファンの思いに応えるように、「ルジマトフのすべて」をはじめとする数々のガラ公演、レニングラード国立バレエ(現ミハイロフスキー劇場バレエ)へのゲスト出演などで頻繁に来日、エキゾチックな面持ちと、彫刻のような身体で繰り出す独特のオーラで、その都度ファンの視線を釘付けに。たとえば『海賊』のアリ、『シェヘラザード』、『バヤデルカ』のイメージは、脳裏に焼き付いていつまでも消えない。

『シェヘラザード』Photo: Hidemi Seto/(c)KORANSHA
『海賊』Photo: Photo: Hidemi Seto/(c)KORANSHA

2007年にはミハイロフスキー劇場のバレエ芸術監督に就任するも、踊りに専念したいと2009年に退任、芸術顧問(アドバイザー)に就任、ダンサーとして活躍し続ける。その姿は、世界の頂点に君臨する帝王の貫禄をにじませるとともに、より深みある表現を求め、新たな領域にも果敢に挑戦する孤高の求道者の雰囲気も。近年では、日本舞踊の藤間蘭黄による『信長-NOBUNAGA-』で織田信長を演じ、新たな地平をさらに突き進んでみせた。

そのルジマトフの、最後の舞台。A・Bのふたつのプログラムで、『Ne me quitte pas(いかないで)』と『王は踊る』という日本初演作品を踊り、また新たな表情を見せる。2011年のガラ公演で日本初演した『ボレロ』も再演する。

『ボレロ』写真提供:光藍社(KORANSHA)
『王は踊る』写真提供:光藍社(KORANSHA)
『Ne me quitte pas(いかないで)』写真提供:光藍社(KORANSHA)

また、『牧神の午後』は、長年ルジマトフと共演を重ねてきたミハイロフスキー劇場バレエのプリンシパル、イリーナ・ペレンとの日本でのラスト・ステージだ。ミハイロフスキー劇場からは、看板スターのアンジェリーナ・ヴォロンツォーワが、ニキータ・チェトヴェリコフとともに参加する。ボリショイ・バレエからはエレオノーラ・セヴェナルドとデニス・ロヂキンのプリンシパル・カップルと、リーディング・ソリストの千野円句が登場。バイエルン国立バレエのプリンシパル、クセニア・シェフツォーワの参加も発表されている。

さらに話題を振りまいているのが、ルジマトフの息子、ダレル・ルジマトフの出演だ。ルジマトフのDNAを受け継ぐ逸材として期待を集める彼は、ワガノワ・バレエ・アカデミーで学び、2023年よりマリインスキー・バレエにて活躍中。今回が初来日だけに、期待は自ずと高まる。

ルジマトフのステージを体験することができるのはこれが最後。寂しさを禁じ得ないというファンは多いが、彼と優れたダンサーたちがともに作り上げる充実の舞台で、その最後の輝きをしっかりと心に刻むとともに、彼の偉業を引き継ぐ若きダンサーの勇姿を、この目に焼き付けたい。


<公演情報>
「ルジマトフ JAPAN FINAL」

出演:
ファルフ・ルジマトフ(元マリインスキー・バレエ プリンシパル、元ミハイロフスキー劇場バレエ 芸術監督)
イリーナ・ペレン(ミハイロフスキー劇場バレエ プリンシパル)
アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ(ミハイロフスキー劇場バレエ プリンシパル)
エレオノーラ・セヴェナルド(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
デニス・ロヂキン(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
ニキータ・チェトヴェリコフ(ミハイロフスキー劇場バレエ プリンシパル)
千野円句(ボリショイ・バレエ リーディングソリスト)
ダレル・ルジマトフ(マリインスキー・バレエ)
クセニア・シェフツォーワ(バイエルン国立バレエ プリンシパル)


【Aプログラム】
『Ne me quitte pas(いかないで)』(日本初演) N.アンドロソフ振付 F.ルジマトフ&ペレン
『カルメン組曲』より セヴェナルド&ロヂキン
『ラ・バヤデール』第3幕よりアダージョ ヴォロンツォーワ&チェトヴェリコフ
『海賊』よりグラン・パ・ド・トロワ シェフツォーワ&千野&D.ルジマトフ
『薔薇の精』ペレン&千野
『シェヘラザード』より  セヴェナルド&ロヂキン
『ドン・キホーテ』よりグラン・パ・ド・ドゥ ヴォロンツォーワ&チェトヴェリコフ
『ボレロ』N.アンドロソフ振付 F.ルジマトフ
ほか

2026年6月13日(土)15:00開演
会場:大阪・梅田芸術劇場 メインホール

2026年6月16日(火)19:00開演
会場:東京・新宿文化センター 大ホール


【Bプログラム】
『王は踊る』(日本初演) N.アンドロソフ振付 F.ルジマトフ ほか
『カルメン組曲』より セヴェナルド&ロヂキン
『ジゼル』よりパ・ド・ドゥ ヴォロンツォーワ&チェトヴェリコフ
『海賊』よりグラン・パ・ド・トロワ シェフツォーワ&千野&D.ルジマトフ
『シェヘラザード』より ペレン&千野
『ラ・バヤデール』第3幕よりアダージョ ヴォロンツォーワ&チェトヴェリコフ
『ドン・キホーテ』よりグラン・パ・ド・ドゥ セヴェナルド&ロヂキン
『牧神の午後』F.ルジマトフ改訂振付 F.ルジマトフ&ペレン
ほか

2026年6月17日(水)14:30開演・18:30開演
会場:東京・新宿文化センター 大ホール

※演奏は特別録音音源を使用。
※予定演目は変更する場合がございます。詳細は公演WEBでご確認ください。

関連リンク

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2667103

公式サイト:
https://www.koransha.com/ballet/ruzimatov/

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