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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ワールドプレミアにキャスト大集結! ゲスト出演した真田広之も

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リアルサウンド

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』のワールドプレミアが現地時間4月22日にアメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターで開催され、キャスト&スタッフが集結した。

参考:『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開直前! 過去作を振り返りながら見どころを徹底解説

 最凶最悪の敵“サノス”によって、人類の半分が、そして “アベンジャーズ”も多くのヒーローたちが消滅してしまうという衝撃のラストを迎えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。あれからおよそ1年、大人気シリーズ『アベンジャーズ』の完結編となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開に先駆け、開催されたワールドプレミアは、地球最大規模に。会場中央にそびえる巨大なアベンジャーズマークを取り囲むように敷かれたのは、最新作のポスターカラーであり、これからアベンジャーズが立ち向かわなくてはならない最凶の敵サノスを彷彿とさせるパープルのカーペット。120名を超える大勢のメディアやファンが世界中から駆け付け、世界No.1シリーズの完結作となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』お披露目となる祭典を見守った。

 プレミアに登場したのは、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ブリー・ラーソン、ポール・ラッド、ドン・チードル、カレン・ギラン、ダナイ・グリラ、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロウ、ジョシュ・ブローリン、ベネディクト・ウォンら本作の出演者に加え、日本から真田広之、そして監督のアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ、プロデューサーでマーベル・スタジオCEOのケヴィン・ファイギら。

 さらにスペシャルゲストとして、ベネディクト・カンバーバッチ、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、セバスチャン・スタン、エヴァンジェリン・リリー、エリザベス・オルセン、レティーシャ・ライト、ヴィン・ディーゼル、ローレンス・フィッシュバーン、ポム・クレメンティフ、アンソニー・マッキー、ナタリー・ポートマン、リアム・ヘムズワース、マイリー・サイラス、フランク・グリロ、マット・デイモンなど、過去にMCU作品に出演したキャストなども姿を見せた。

 マーベルから直々にオファーを受け、ゲスト出演を果たした真田は、日本のファンへ向けて「アベンジャーズは一種のお祭り、参加することに意義があるオリンピック級の大作。今回は東京のシーンもあるということで私も参戦しています。アクション、人間ドラマを最新技術で仕上げている作品で、キャストやクルーのこだわり、熱意、誇りをとても感じます。シリーズをずっとご覧になっている方も、今回が初めての方も楽しめる作品だと思いますので、劇場でご覧ください」と語った。さらに、今回の出演については「スタジオからオファーをいただく形で東京のシーンの台本をいただきました。東京が舞台で、あるヒーローと戦うアクションシーンということで、ここはカメラを止めずワンカットで撮影したいと聞きました。それができるのは誰か、ということで声をかけたと監督から告げられ、大変光栄でした。オリンピック級の大作映画ということもありますし、そういう思いで声をかけていただいたので、『これはもう、受けてたとう!』と思いました」と、出演の経緯や思いを明かした。

 マーベル・スタジオの社長であるファイギも、真田について「真田さんはとても素晴らしい俳優。彼にキャスティングのオファーをOKしてもらえたことは僕たちにとっても夢みたいだよ!」と語った。

【真田広之 サウンドバイツコメント全文】
■今回の出演の経緯について
スタジオからオファーという形で自分の出ているパートの台本が送られてきました。東京のシーンがあり、そこであるヒーローの一人と戦う場面があると。読んだだけではわからなかったので、アンソニー・ルッソ監督と電話で話をしたところ、東京が舞台でローニンという今回初めて登場するキャラクターと戦うということでした。よくある、カットを割ってアクションシーンを撮る方法ではなく、今回のシーンは大雨の中、始めから終わりまでカメラを止めずにワンカットで撮りたいということで、「誰がそれをできるのか」ということになり、(真田さんに)声をかけたと監督から告げられました。それはありがたいことで光栄でした。唯一出る日本人ということでもあったので、このお祭りのような、オリンピックのような規模の作品なので、参戦することに意義があるようなところもあり、(監督からも)そういう思いで声をかけていただいたということなので、役の大小に関わらず「これはもう受けて立ちましょう!」と思ったのが始まりです。

■アンソニー&ジョー・ルッソ監督との現場での仕事について
クリエイティブなところに長けていて、ものづくりの為に生まれたきたようなオーラを感じました。殺陣師と振付を考えたり、アレンジしたりして、それを持って現場に行ったんですが、アンソニー、ジョーもそれぞれいろいろな素晴らしいアイディアを持っているので、その意見を全部入れていきました。アクションの間にもセリフがあったので、どの動きとどの動きの間にセリフを言うのが効果的か、など、現場に行ってからやりとりをして、リハーサルをしていきました。ワンカット撮影なので、カメラマンも入れてアングルなど連携を取りながら繰り返し構築していきました。監督たちからのアドバイスや注文が本当にわかりやすく的を得ていたので、毎回色々な意見を足していきながら改善していきました。アンソニーとジョーがそれぞれ違うオーダーを出す時もあったのですが、どちらも的を得ているので、アレンジャーとしてどうしたらよい形で両立ができるか自分で考え、次のテイクにぶつけていきました。進歩したらまたアドバイスを受け、繰り返し10テイクくらい真夜中のアトランタで大雨の中撮影していきました。最終的に良いバランスで、どちらの意見も取り入れたシーンとなりOKが出ました。そのセッションは非常に楽しかったです。もちろん雨の中で寒く、疲れも出ますし、カメラマンとのタイミングが合わなければワンカット撮影なのでやりなおしにもなりますが。ですがやはり、これだけこだわって、これまでも作品を作ってきたんだな、と彼らの情熱を感じましたし、とにかくそれに応えたいという思いがプレッシャーよりも強かったというのが一番の思い出です。

■累計1兆円のシリーズに実際参加してみて
セットをいくつか見せてもらいましたが、作りこみのすばらしさ、スケールのすごさ、すべてにおいてさすがだなと思いました。ただ、それよりも、これまで何作品も撮ってきたレギュラーキャストとクルーたちのチームワークのすばらしさや、これまでヒット作を何作も出してきた彼らの誇りやこだわりというものを非常に強く感じました。また、すでにみんなでチームワークがとれているので、(自分たちのような)ゲスト俳優に対してもとてもウェルカムな感じで「ようこそ、楽しんでいってね」といった雰囲気が非常におおらかでした。プレッシャーというよりはその雰囲気に飲み込まれて、すっと入ることができ楽しめました。

■マーベルの強さとは?
クリエイティブなところでいえば、こだわりと優れた人材ですが、そのほかにも作品の数々をヒットさせるために秘密主義をとっている点もあげられると思います。ほかのキャストも含めて、自分のパートしか台本をもらえないので、全員が今日どのような作品が完成しているのかを初めて見ます。全員がそれだけ秘密主義を徹底していますし、うっかり話しやすい人にはインタビューをさせないほど(笑)。それによって話題性も広がりますし、ファンの興味もさらに引くことができますので、いろんな作戦が功を奏しているのではないでしょうか。

■日本のファンに向けてメッセージ
アベンジャーズ最終章のエンドゲーム、まもなく公開です。今回は東京のシーンもあるということで、私も参戦させていただいています。アクション、人間ドラマを最新の技術で仕上げている作品ですので、是非楽しみにしていただきたいですし、シリーズをずっとご覧になっている方も、今回が初めての方も楽しんでいただける作品になっているかと思いますので、是非劇場でご覧ください。

(リアルサウンド編集部)