「海獣の子供」米津玄師が主題歌「海の幽霊」書き下ろし
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米津玄師(写真:山田智和)
米津玄師が劇場アニメ「海獣の子供」の主題歌を担当することが明らかに。書き下ろしの新曲「海の幽霊」を提供する。
本作は、他人とうまく接することができない中学生の少女・琉花が、ジュゴンに育てられた不思議な2人の少年・海と空に出会う海洋ファンタジー。「宇宙兄弟#0」の渡辺歩が監督を務めた。
米津と「海獣の子供」の原作者・五十嵐大介は、米津が公式イメージソングを担当した2016年の美術展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の頃から親交があり、今回のコラボにつながった。米津が単独で映画主題歌を手がけるのは本作が初となる。
10代の頃に原作マンガを読んでいたという米津は「そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです」と語っている。五十嵐によるコメントは下記の通り。
「海獣の子供」は、6月7日より全国ロードショー。
米津玄師 コメント
原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。
五十嵐大介 コメント
米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに……という話を伺った時、来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。
(c)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会