14歳の少年が自家製風力発電で未来を切り開く 映画『風をつかまえた少年』
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映画『風をつかまえた少年』が8月2日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開される。
同作は、大規模な干ばつが襲った2001年のアフリカ・マラウイを舞台にした物語。飢餓による貧困のために通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った1冊の本をもとに独学で風力発電を作り上げ、自宅に明かりを灯すことに成功する実話を描いた作品だ。原作となる書籍『風をつかまえた少年』は世界23か国で翻訳され、2011年に全国図書館協議会の「夏休みの本」に選出された。原題は『The Boy Who Harnessed the Wind』。
メガホンを取ったのは『それでも夜は明ける』で主演を務めたキウェテル・イジョフォー。9年の構想を経て完成させた初の長編監督作となり、イジョフォーは脚本に加え、主人公ウィリアムの父トライウェル役で出演もしている。