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『名探偵ピカチュウ』ScreenX上映決定 視界270度のスクリーンにポケモンが続々登場

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リアルサウンド

 5月3日に日本先行公開となる映画『名探偵ピカチュウ』のScreenX上映が決定した。

参考:ポスターはこちらから

 本作は、世界中であらゆる世代に愛されている“ピカチュウ”を、『ダークナイト』『パシフィック・リム』シリーズを手がけたレジェンダリー・ピクチャーズが初めて実写映画化したもの。 見た目はカワイイのに、中身は“おっさん”で、しかも人の言葉を話す名探偵ピカチュウを『デッドプール』のライアン・レイノルズが演じる。名探偵ピカチュウの相棒となるティム役をジャスティス・スミスが務め、事件に巻き込まれた父親を探すために訪れたライムシティで、自分にしか聞こえない人の言葉で話す名探偵ピカチュウと出会い、物語が始まる。

 2012年、CJ CGVが世界初で開発した新次元の3面マルチ上映システム“ScreenX”は、アメリカ、フランス、スイス、イギリス、中国など、全世界18カ国208スクリーンを運営中。日本では、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、シネマサンシャインかほく(石川県)、シネマサンシャイン下関(山口県)、ユナイテッド・シネマ 福岡ももち(福岡県)の国内4劇場にてオープンした。さらに7月には、4DXとScreenXが融合した「体感型シアター4DX with ScreenX」も登場する予定となっている。

 ScreenXでは、正面の枠を飛び出して左右スクリーン270度のワイドな画面を動き回るピカチュウとポケモンたちの大活躍が描かれるとのことだ。

 ポケモンの秘密が隠された森での追撃戦の場面では、想像で作り上げた都市が“半分に折れた”かのような大地の様子が左右のScreenX画面に映し出され、観客は両サイドから迫ってくるスリリングな緊張感に包まれる。さらに、森の中で転がり落ちる木や石の間を必死に逃げ回るピカチュウと相棒のティム(ジャスティス・スミス)の姿が、ScreenXによってよりスピーディーに映し出される。

 過去の記憶を探し求めるピカチュウと相棒のティムは、ポケモンの1対1バトルが行われる地下クラブにたどり着く。鉄の檻で丸く囲まれた舞台がScreenXによってワイドに再現され、観客も映画の中の観衆の一部となりポケモン・バトルに没入することができる。

 映画のハイライトであるライムシティーで行われるポケモン・パレードとクライマックスの対決シーンでは、空中に浮いているポケモンの形をした風船や、高層ビル群がScreenXでさらにワイドに描かれる。人間と平和に共存するポケモンを脅かす“秘密の武器”がライムシティーに覆いかぶさり、高層ビルの間を通り抜けるピカチュウと悪党とのチェイスが、ScreenXの左右のスクリーンを行ったり来たりするスピード感を堪能できる。 (リアルサウンド編集部)