マッツ・ミケルセン、14年前の出演作「アダムズ・アップル」が10月公開
映画
ニュース
「アダムズ・アップル」
マッツ・ミケルセンの出演作「アダムズ・アップル」が、10月に公開される。
デンマークで2005年に公開された本作は、旧約聖書の「ヨブ記」と寓話「アダムの林檎」をベースにしたヒューマンドラマ。「しあわせな孤独」「真夜中のゆりかご」の脚本家アナス・トーマス・イェンセンが監督を務めた。聖職者イヴァンをミケルセンが演じ、仮釈放され教会に送り込まれてくる男アダムにウルリッヒ・トムセンが扮している。日本では2017年に「トーキョーノーザンライツフェスティバル」にて上映された。
劇中では、ネオナチ思想に染まり、神や人の情けを信じないアダムが更生のためにイヴァンの教会へやってくる。教会に違和感を感じたアダムは、イヴァンが妄信的に神を愛することで自分を守ろうとしていると気付き、その自己欺瞞を暴こうと動き出す。そして目標を問われ「庭のりんごを収穫してアップルケーキを作る」と適当に答えたアダムが、ケーキ作りを妨害するような災いに見舞われることとなる。
「アダムズ・アップル」は、東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。なお同館で7月13日から開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」にて、先行プレミアも実施される。