東村アキコ原作ドラマ『偽装不倫』、杏が恋に落ちる年下の男は宮沢氷魚
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7月から日本テレビ系で放送される東村アキコ原作の連続ドラマ『偽装不倫』に宮沢氷魚が出演することが発表された。
『偽装不倫』は独身で実家暮らしのアラサー派遣社員・濱鐘子を主人公にした作品。不毛な婚活に疲れて女性としての自信を失っていく鐘子が、一人旅の中で年下の男性と出会い、とっさに既婚者と偽ってしまうが、彼に「僕と不倫しましょう」と言い寄られ、「期間限定の恋」を手に入れるというあらすじだ。真面目で不器用で、恋愛らしい恋愛をほとんどしてこなかった主人公・鐘子役を約4年ぶりの連続ドラマ出演となる杏が演じる。
出演が発表された宮沢氷魚が演じるのは、鐘子が恋に落ちるミステリアスな年下の男性・伴野丈役。カメラマンである丈は世界中を飛び回る生活を送っていたが、あることがきっかけで日本に帰国して東京の姉のもとに転がり込み、故郷の福岡に向かう飛行機の中で鐘子に出会う。
原作では鐘子が恋に落ちる相手は韓国人という設定だが、日本テレビの加藤正俊プロデューサーは「実は韓国でのドラマ化の話も進んでいると聞き、日本版のオリジナリティーを出すために、東村さんからもアイデアいただいて日本人設定に変更することにしました」と明かしている。
宮沢氷魚は『偽装不倫』への出演について「最初は本当に信じられなかったです。ドラマの出演が決まったと聞いて、どういう役なんだろう?と思ったら、杏さんの相手役です、と言われて。え、嘘!と思いました。そんな大役、本当に僕ですか...?と。正直、最近までドッキリではないかと思っていました」とコメント。
杏との初共演については「何度かお会いしたことはあるのですが、杏さんは役者として大先輩。まさか相手役をやらせて頂けるとは!杏さんは、一緒にいると安心するというか、もっと一緒にいたいなと思うような人柄や雰囲気を持っている方だと感じました。鐘子と丈という役としても、その感覚が現れてくるのではないかと思います」と語っている。
また原作者の東村アキコは宮沢について「ドラマは原作と違う設定になりますが、宮沢氷魚さんは、私も是非にと激推しした若手俳優さんです。不思議な透明感が必要なキャラだと思いますので、演じられる人は彼しかいないと思います!」と太鼓判を押している。
宮沢氷魚のコメント
伴野丈役に決まって
最初は本当に信じられなかったです。ドラマの出演が決まったと聞いて、どういう役なんだろう?と思ったら、杏さんの相手役です、と言われて。え、嘘!と思いました。そんな大役、本当に僕ですか...?と。正直、最近までドッキリではないかと思っていました。僕にとってはとても責任の大きな役ですし、まだドッキリの隠しカメラがどこかにあるのではないか...と疑っています(笑)原作を読んだ感想
タイトルだけ見ると不倫モノかなと思いましたが、全然違う内容でした。偽装不倫というアプローチが新しく、今まで誰も見たことがない作品だと思います。男性の僕が読んでも面白くて、一日半で最新話まで一気に読みました。続きが気になってしょうがないです。伴野丈を演じることについて
実は僕自身、ずっと年上の女性と付き合ってみたいと思ってきたので、ドラマの中ですがその夢が叶うのが嬉しいです。
丈は海外生活が長い帰国子女という役ですが、自分も幼稚園からインターナショナルスクールに通い、海外の男性の振る舞いを見て育ってきました。その経験を生かして、自分だから演じられる丈を、自信をもってナチュラルに演じたいと思います。杏との共演について
杏さんとの共演は初めてです。何度かお会いしたことはあるのですが、杏さんは役者として大先輩。まさか相手役をやらせて頂けるとは!
杏さんは、一緒にいると安心するというか、もっと一緒にいたいなと思うような人柄や雰囲気を持っている方だと感じました。鐘子と丈という役としても、その感覚が現れてくるのではないかと思います。ドラマにかける意気込み
丈という役は、若手俳優なら皆がやりたい役だと感じています。皆さんを納得させられるくらいの「伴野丈」という人間になり切れたらと思いますし、それ以上を目指したいと思っています。
『偽装不倫』は間違いなく、自分の今後の役者人生を左右する大事な作品。覚悟をもって挑むつもりです。東村アキコのコメント
ドラマは原作と違う設定になりますが、宮沢氷魚さんは、私も是非にと激推しした若手俳優さんです。
不思議な透明感が必要なキャラだと思いますので、演じられる人は彼しかいないと思います!加藤正俊プロデューサー(日本テレビ)のコメント
原作では鐘子が恋に落ちる相手は韓国人で、韓国語の会話も出てくるストーリーでした。
実は韓国でのドラマ化の話も進んでいると聞き、日本版のオリジナリティーを出すために、東村さんからもアイデアいただいて日本人設定に変更することにしました。
丈は、外国暮らしが長く、ミステリアスな若者の設定。宮沢さんは、日本人離れしたルックスと雰囲気が原作のイメージとぴったりで、一目会ったときに、「彼ならこの役ができる」と確信しました。