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ロバート・レッドフォード俳優引退作『さらば愛しきアウトロー』日本版予告&新場面写真公開

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リアルサウンド

 7月12日に公開されるロバート・レッドフォードの最新作であり俳優引退作『さらば愛しきアウトロー』より、日本版予告と新場面写真が公開された。

参考:動画はこちらから

 1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』が大ヒットを記録、『スティング』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたレッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた彼が、本作を最後に俳優を引退する。

 レッドフォードが60年に及ぶ俳優人生の最後に演じるのは、16回の脱獄と90回以上の銀行強盗を繰り返した、実在した伝説のアウトロー。1980年代初頭のアメリカを舞台に、ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗フォレスト・タッカーの姿を描く。

 レッドフォードの引退の花道を飾るのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレック、『キャリー』のシシー・スペイセク、『ドリームガールズ』のダニー・グローヴァー、『ダウン・バイ・ロー』のトム・ウェイツら。レッドフォードが若い才能を支援するために設立したサンダンス映画祭で頭角を現した、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリーが監督を務めた。 

 今回公開された日本版予告では、前半にレッドフォード演じる伝説の銀行強盗フォレスト・タッカーの紳士的な態度に、強盗にあった銀行員や、ジュエル(シシー・スペイセク)が魅了され、ジョン・ハント刑事(ケイシー・アフレック)もその生き様に心を奪われる姿が描かれている。後半ではパトカーとの激しいカーチェイスや、指で銃のポーズを作り狙い撃ちする姿など、往年のレッドフォード作品を彷彿させるシーンが映し出されている。そして、終盤では、乗馬姿で背を向けるレッドフォードによる「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を」という言葉で締めくくられる。

 新たに公開された場面写真では、草原で物思いに耽るタッカーの姿や、レストランでアフレック演じるハント刑事とチカ・サンプター演じる妻のモーリーンの仲睦まじい様子、テディとウェイツ演じるウォラーが銀行強盗で手にした大金を机に並べているシーンが切り取られている。

 4月26日から発売が開始される本作のムビチケでは、特典として海外版ビジュアルのポストカードと、タッカーが銃のポーズを構えているシーン、またはジュエルとタッカーが微笑み合うシーンのいずれかのポストカード2枚セットが数量限定で付いてくる。 (リアルサウンド編集部)