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玄田哲章演じる“太っちょネコ裁判長”が有罪判決!原恵一の猫愛あふれる本編シーン

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「バースデー・ワンダーランド」より、猫の番所のシーン。

原恵一が監督を務めた劇場アニメーション「バースデー・ワンダーランド」より、玄田哲章演じる猫の裁判長の登場シーンがYouTubeで公開された。

「バースデー・ワンダーランド」は、柏葉幸子による児童文学「地下室からのふしぎな旅」を原作としたファンタジー。自分に自信がない少女・アカネが、大錬金術師ヒポクラテスに突然“救世主”としてワンダーランドに連れて行かれ、冒険を繰り広げるさまが描かれる。キャラクター / ビジュアルアーティストとしてロシア出身のイラストレーター、イリヤ・クブシノブが参加し、松岡茉優がアカネに声を当てた。

解禁となった映像は、ワンダーランドを冒険するアカネと叔母のチィが“ネコの番所”にたどり着くシーン。目的地へ行くため番所をくぐり抜けるには、アカネの飼い猫・ごろべえによく似て太った猫の裁判長から許可を得なければいけない。チィはチーズたらを猫たちにあげて手なずけることに成功するが、裁判長は以前ごろべえのしっぽを引っ張ったアカネに有罪判決をくだし「しっぽひっぱりの刑に処す!」と告げる。

猫の裁判シーンは、原の実体験をもとに描かれた。子供の頃に猫を3、4匹飼っていたという原だが、つい猫のしっぽを踏んでしまうことが多かったそう。そのことを思い出しながら、しっぽを踏まれた猫目線で面白いシーンが作れないかという原の思いからできあがったのが同シーンだ。原は「いろんなアイデアが湧き出てきて、絵コンテがすらすら描けたユーモアにあふれたシーンになっていますので、猫好きの方は『あるある!』と楽しんでいただけると思います」とアピールしている。

「バースデー・ワンダーランド」は本日4月26日に公開。

(c)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会