イタリア映画祭2019開幕!マルコ・トゥリオ・ジョルダーナら作品をアピール
映画
ニュース
「イタリア映画祭2019」開会式の様子。
「イタリア映画祭2019」の開会式が本日4月27日に東京・有楽町朝日ホールにて行われ、来日ゲストが登壇した。
登壇したゲストは11名。マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ、ロベルト・アンドー、アレッサンドロ・アロナディーオ、ラウラ・ビスプリ、チーロ・デミリオ、ルカ・ミニエーロ、エマヌエーレ・スカリンジ、パオロ・ズッカ、ヴァレリオ・エミーリといった監督のほか、女優のマリアンナ・フォンターナとキアラ・マルテジャーニが舞台に並んだ。
「盗まれたカラヴァッジョ(仮題)」のメガホンを取ったアンドーは「犯罪と映画を描いた作品」と自作を説明。「私が神」の監督アロナディーオは、「コメディとされていますがドラマでもある。税金の問題に対処していかなければいけない状況を描いています」と述べる。
「ある日突然に」が初監督作となるデミリオは「1人の少年が勇気を持って大人になっていく成長を描いている作品です」、2005年以来約14年ぶりに来日した「女性の名前」のジョルダーナは「人間がどれだけ女性を崇拝しているか、ときには崇拝しすぎるかもしれないということを観ていただければと思います」とそれぞれアピールした。
「カプリ島のレボリューション」に主演したフォンターナは「第1次世界大戦をいろいろな視点で描いている。私が演じた女性は、自分の家から出ようという強い思いを持っています」と役柄を説明。「彼女は笑う」で主演を務めたマルテジャーニは「夫を亡くした女性の思いが強く描かれているので楽しみにしていて」と笑顔を見せた。
「イタリア映画祭2019」は、5月4日まで東京・有楽町朝日ホールにて開催。大阪・ABCホールでも5月18日、19日に開催される。ゲストは映画祭の期間中、各作品の上映後に登壇する予定。質疑応答の時間が設けられる。
イタリア映画祭2019
開催中~2019年5月4日(土・祝)東京都 有楽町朝日ホール
2019年5月18日(土)、19日(日)大阪府 ABCホール
日本未公開作
「私の娘よ」
「女性の名前」
「私が神」
「幸せな感じ」
「ルチアの恩寵」
「アルマジロの予言」
「ある日突然に」
「カプリ島のレボリューション」
「憶えてる?」
「月を買った男」
「彼女は笑う」
「帰ってきたムッソリーニ(仮題)」
「ドッグマン」
「盗まれたカラバッジョ(仮題)」
前売り料金:一般 1450円 / 学生、60歳以上 1350円
当日料金:一般 1700円 / 学生、60歳以上 1600円
アンコール上映作品
「サン・ロレンツォの夜」
「ひばり農園」
「情熱とユートピア」
「聖なる酔っぱらいの伝説」
「ポー川のひかり」
前売り料金:一般 1200円 / 学生、60歳以上 1100円
当日料金:一般 1500円 / 学生、60歳以上 1400円
来日ゲスト
ロベルト・アンドー(「盗まれたカラヴァッジョ」監督)
アレッサンドロ・アロナディーオ(「私が神」監督)
ラウラ・ビスプリ(「私の娘よ」監督)
チーロ・デミリオ(「ある日突然に」監督)
マリアンナ・フォンターナ(「カプリ島のレボリューション」主演女優)
マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ(「女性の名前」監督)
キアラ・マルテジャーニ(「彼女は笑う」主演女優)
ルカ・ミニエーロ(「帰ってきたムッソリーニ(仮題)」監督)
エマヌエーレ・スカリンジ(「アルマジロの予言」監督)
パオロ・ズッカ(「月を買った男」監督)
ヴァレリオ・エミーリ(「憶えてる?」監督)