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間宮祥太朗「期待と自信をもって」 PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』開幕

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PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』開幕前会見より 左から)松尾スズキ、坂東龍汰、間宮祥太朗、江口のりこ、皆川猿時

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PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』が6月7日(日) に開幕、29日(月) まで東京・PARCO劇場で上演される。1960年代の精神病院を舞台に、人間の尊厳と社会の不条理を描いたケン・キージーの小説を原作とした舞台。初日を前に、フォトコールと開幕前会見が行われ、演出の松尾スズキをはじめ、出演する間宮祥太朗、坂東龍汰、皆川猿時、江口のりこが出席した。

過去にはジャック・ニコルソン主演で映画化もされた同作について、松尾は「人間は『自由に生きたい』と当たり前に考えるが、自由に生きようとすると不幸になる。それが世の常であり、そういった悲劇的な物語はエンターテインメントとしても優れている」と魅力を説明した。

続けて「それぞれのキャラクターがすごく立っている部分も好き」とも語り、「本当に実力者が揃ってくれて。間宮君も江口さんも、最初の読みのシーンから出来上がっている感じで、頼りになりました」と演出した上での手応えを示した。

精神異常を装った破天荒な主人公のマクマーフィーを演じる間宮は、「お客さんの反応が結構返ってくるのではないかと思っているので、楽しんで演じられたらいいなと思っています。期待と自信をもってこの作品に挑めている」と抱負を語る。

舞台版は『ラ・マンチャの男』の脚本で知られるデール・ワッサーマンの脚色により、1963年にブロードウェイで初演、2001年の再演ではトニー賞リバイバル作品賞を受賞するなど、演劇史においても燦然と輝く作品だ。日本では1978年にパルコ・劇団四季提携公演としての初演以降(日本初演タイトルは『カッコーの巣をこえて』)、繰り返し上演されてきた。

PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより

間宮は「過去にそれぞれやり方で、観ている人たちに残してきた作品に携われるのは、ありたがいし、誇りでもある」と背筋を伸ばし、「松尾さんが『カッコーの巣の上で』をやるって言ったら、それは絶対面白いだろうと思った。相変わらず演出される一つひとつが面白くて」と、舞台『ツダマンの世界』以来約3年半ぶりとなる再タッグに期待を寄せていた。

吃音のせいで周囲にバカにされてきた気弱な青年患者ビリー役の坂東は、前日(6月6日)のゲネプロを振り返り「なんかポカポカしちゃって、知恵熱が出た。もう元気です」と笑顔を見せ、「すごすぎるキャストの皆さんの中に、ビリーとしてどう立っていられるか。それを日々考えながら演じている。1ステージ1ステージ大切に、全力で挑む」と意気込んだ。

江口は、精神病院の患者たちを監視・統制している看護婦長ラチェッドを演じており、間宮と同じく、松尾とは『ツダマンの世界』以来のタッグとなる。過去に国内で『カッコーの巣の上で』を観劇したそうで「面白かったんですけど、私たちのほうが、すごく面白いです。やればやるほど、新しいことが見つかって、どんどん面白くなっていくだろうなという感じで」と並々ならぬ自信を示していた。

そして、ラチェッドの言いなりで優柔不断な医師スパイビィ役の皆川は「松尾さんがこの作品に対して、真剣に取り組んでいることを、僕が理解できていなくて」と反省の弁。

「いつもの感じでふざけていたら、松尾さんが『もっと普通にやってくれ。俺の顔を見ればわかるだろ』と、すごい白目で(笑)。それを見て、心を入れ替えた」と笑いを誘っていた。


取材・文・撮影:内田涼


【あらすじ】
オレゴン州立精神病院。
ここでは絶対権力を持つ看護婦長ラチェッドによる指揮のもと、入院患者を監視・統制している。
そんな精神病院に、陽気で破天荒な若い男が入院してきた。男の名はランドル・P・マクマーフィー。マクマーフィーは刑務所の強制労働から逃れるため、精神異常を装っていた。

患者の人間性までも統制しようとするラチェッドの管理体制に反発するマクマーフィー。そんな彼の行動や言動は、それまで無気力だった入院患者たちに生きる気力を与えていく。

ある夜、マクマーフィーは女友達を病院に連れ込み、パーティを催し、今まで吃音のせいで女性経験がなかった入院患者のビリーに女友達をあてがう。ところが、その乱痴気騒ぎをラチェッドに知られてしまい……。

PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』 プレスコールより


<公演情報>
PARCO PRODUCE2026『カッコーの巣の上で』

原作:ケン・キージー
脚色:デール・ワッサーマン
翻訳:髙田曜子
演出:松尾スズキ

出演:
間宮祥太朗 坂東龍汰 近藤公園 山口航太
菅原永二 黒田大輔 徳井優 金子清文 篠原悠伸
片山萌美 東野良平 吉田ヤギ 中野亜美 田尻祥子
/皆川猿時 江口のりこ

スウィング:高橋卓臣 川﨑志馬

【東京公演】
2026年6月7日(日)~29日(月)
会場:PARCO劇場

【愛媛公演】
2026年7月4日(土)・5日(日)
会場:愛媛県県民文化会館 メインホール

【大阪公演】
2026年7月10日(金)~13日(月)
会場:森ノ宮ピロティホール

【北九州(福岡)公演】
2026年7月18日(土)・19日(日)
会場:J:COM 北九州芸術劇場 大ホール

【仙台(宮城)公演】
2026年7月24日(金)~26日(日)
会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール

関連リンク

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/cuckoo/

公式サイト:
https://stage.parco.jp/program/cuckoo/

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