Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 『ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる』6月20日(土)から 歴史と技術、メディアとの関係を問い直す

『ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる』6月20日(土)から 歴史と技術、メディアとの関係を問い直す

アート

ニュース

ぴあ

デザイン:寺井恵司

続きを読む

フォトギャラリー(5件)

すべて見る

メディアアート作品をはじめ、現代のメディア環境における多様な表現を紹介する展覧会「ICCアニュアル」。今年度は歴史と技術、メディアとの関係をテーマとする『ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる』が、6月20日(土)よりNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催される。

生成AIなどの技術の発展により、私たちが得る情報がアルゴリズムによって選ばれ、再構成される中、歴史や記憶の継承についても、ともすれば政治的・経済的な力学のもとに書き換えられることもある現代。歴史と技術、メディアとの関係が歴史や記憶の形成にどのように関わってきたのか、翻って「遺す/残す」という行為そのものについても考える。

ローサ・メンクマン《Image Remains》 2026年

参加アーティストは、ウー・チーユー、キム・ヨンウン、小林椋、SUGAI KEN、すずえり+比嘉了、葉山嶺、ローサ・メンクマン、森永康弘ほか。すずえり+比嘉了は、情報がミームとして伝播する様子とそれによる連帯のあり方を、レーザー光や音声を用いて空間的に出現させる。

すずえり+比嘉了《Resistance Array》2026年 撮影:西野正将 参考図版
支援:令和7年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業

また、キム・ヨンウンは、20世紀初頭に蝋管に録音された韓国の伝統音楽や、アメリカにおけるアイルランド移民の歌を手がかりに、ノイズ除去による断片化、蝋管への再録音、AIによる女性合唱への変換といった手法を用いて、録音が記録すると同時に排除してきた構造を浮かび上がらせる。

キム・ヨンウン《未来の聴取者へ 3》2025年、(C) YoungEun Kim

森永康弘は、アマゾン最後の狩猟民族といわれるアワ族が、森の中で獲物となる動物の鳴き真似をするヴォーカル・コミュニケーションの一種「ハマカイ」に着目。現地におけるフィールドワークでハマカイをレコーディングするだけでなく、アワ族が直面している違法な森林伐採や製鉄原料の運搬鉄道の音も録音し、それらの音を演劇的な手法によって多次元的に表す。世界的であり身近でもある今日的な問題について、多様な表現を体感しながら、さまざまな角度から考えたい。

森永康弘 フィールドワーク時の記録写真(2023年、ブラジル)参考図版

<開催情報>
『ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる』

会期:2026年6月20日(土)~11月8日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
時間:11:00~18:00(※入館は~17:30)
休館日:月曜月曜(月曜日が祝休日の場合は翌日休、ただし9月22日(火・祝)は開館)、8/2(日)
料金:一般 800円、大学生 600円
※無響室作品体験:一般・大学生 200円
公式サイト:
https://www.ntticc.or.jp/ja/

フォトギャラリー(5件)

すべて見る