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ウディ・アレンの最高峰! 映画史上最高のオープニングが素晴らしい!『マンハッタン〈4K版〉』

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イラストレーション:高松啓二

映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。

【水先案内人 高松啓二のおススメ】

1970年代、ウディ・アレンは『アニー・ホール』でオスカーを受賞して以降、コメディアンから映画作家に変貌を遂げる。『マンハッタン』はその最高峰の作品といえるだろう。

ジョージ・ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』からのNYの街並みと花火に映る摩天楼のオープニングはため息が出る程美しい! 全編ゴードン・ウィリスによるモノクロ撮影は、どのカットもフォトジェニックで芸術性が高い。特にダイアン・キートンとの夜明けのクイーンズボロ橋のシーンは象徴的でキービジュアルにもなっている。以来、NYはボクの憧れの地となった。

そして10年後に何度もNYを訪れロケ地巡りをしたものだ。ウディの映画には、頻繁に美術館が登場する。グッゲンハイム美術館、MoMA、キートンと惑星越しの会話シーンになった自然史博物館など有名な美術館や博物館を回って映画をなぞった。クイーンズボロ橋は地下鉄で渡る。橋越しの摩天楼はやっぱり絵になる。

この頃、マイケルズ・パブでウディは定期的にジャズの演奏をしていたが、本人の出演は不明だった。そして4度目の旅行でホテル カーライルのカフェで生ウディを見て大感動! この後、大きなスキャンダルが報じられ、ウディにとっては、厳しい事態が続いている。それでも本作のNYの美しさは今も変わらない。

<作品情報>
『マンハッタン〈4K版〉』

「午前十時の映画祭16」にて上映中

公式サイト:
https://asa10.eiga.com/2026/cinema/