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《見返り美人図》を2週間限定公開! 静嘉堂@丸の内で『元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』6月27日から

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菱川師宣《十二ヶ月風俗図巻》下巻 七月 江戸時代・元禄5~6年(1692~93)頃 (公財)静嘉堂蔵 ※下巻は後期展示。前期は上巻を展示

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《見返り美人図》の作者として知られる菱川師宣(?〜1694)の肉筆画《十二ヶ月風俗図巻》を中心に、彼と同時代の絵師や、師宣スタイルを継承した流派など、師宣画とその系譜をたどる『元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』が6月27日(土)より、静嘉堂文庫美術館で開催される。

菱川師宣は、江戸時代前期、庶民が主役の憂き世(浮世)を描いて絶大な人気を博した浮世絵の祖師だ。安房国保田村(千葉県鋸南町)の縫箔師(刺繍職人)の家に生まれながらも、若くして江戸へ出て大衆出版界で活躍。新規な画題や、図様、姿形など、「菱川様」とも言うべき独自のスタイルを確立し、華やかな「元禄文化」のイメージを今に伝えている。

重要文化財《四条河原遊楽図屛風》二曲一双 江戸時代・寛永期(1624~44)頃(公財)静嘉堂蔵

江戸の二大悪所である芝居町や遊里を描いた版画や絵本、華やかな色彩で現世の人間模様を色鮮やかに描いた肉筆画などを数多く残した師宣だが、同館所蔵の《十二ヶ月風俗図巻》は、裕福な武家層の毎月の行事や風習を生き生きと描いた巻物で、可愛らしい子供たちの描写が多いのが特徴。同展では、上下二巻にわたって元禄時代の風物詩が芝居のようにドラマチックに展開する同図巻の全画面を、前期(6/27〜7/26)と後期(7/28〜8/23)にわけて展示するとともに、近世初期風俗画の代表作として京都・四条河原の喧騒を描いた同館所蔵の《四条河原遊楽図屏風》も紹介。また東京国立博物館からは、あの《見返り美人図》が2週間限定(6/27〜7/12)で公開される。

菱川師宣《見返り美人図》一幅 江戸時代・元禄元~7年(1688~94)頃 東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives ※展示期間:6/27~7/12

そのほか、師宣を慕ったことで知られる英一蝶や、琳派の尾形光琳など、師宣と同時代を生きた絵師たちの作品も紹介。さらに「菱川様」を受け継いだ浮世絵師・宮川長春ら宮川派や、江戸後期、師宣リバイバルの流れの中で生まれた鈴木其一の《雪月花三美人図》なども紹介される。

英一蝶《朝暾曳馬図》 江戸時代・元禄元~11年(1688~98)頃(公財)静嘉堂蔵

<開催情報>
『元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開』

会期:2026年6月27日(土)~8月23日(日)
[前期]6月27日(土)~7月26日(日)
[後期]7月28日(火)~8月23日(日)
会場:静嘉堂@丸の内
休館日:月曜、7月21日(火)(※ただし、7月20日は開館)
時間:10:00~17:00(※7月3日(金)、10日(金)、22日(水)は~20:00、8月21日(金)、22日(土)は~19:00)、※入館は閉館の30分前まで
料金:一般1,500円、大高生1,000円、中学生以下無料
公式サイト:
https://www.seikado.or.jp

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