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圧巻のパフォーマンスから、ステージ上での“大喜利MC”まで!? GENERATIONSが語るツアーファイナルの舞台裏

映画 音楽

インタビュー

ぴあ

(撮影/鬼澤礼門)

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2024年から6人体制で新たに活動を続けるGENERATIONS。昨年、“進化の証明”を掲げて、全国8都市14公演を駆け抜けたアリーナツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2025 “6IX SENSE”」を開催した。ツアーファイナルを迎えた2025年12月18日のららアリーナ東京ベイを収録したライブフィルムが誕生。6月19日(金)から全国の映画館でステージの熱狂がスクリーンで蘇る。観客とひとつになった瞬間を体感できる今作の魅力に迫った。

6人体制初の挑戦!ファンと一緒に創り上げた“GENEらしい”演出の裏側

――まずは、劇場のスクリーンで「GENERATIONS LIVE TOUR 2025 “6IX SENSE”」のライブの瞬間を切り取った映画を届けられるご心境からお願いします。

片寄涼太(以下、片寄) 映像で味わえるライブ体験で僕らのライブステージの熱狂を体感してもらえるものになってうれしいですね。体感型のスクリーンで、ぜひGENERATIONSの世界に没入していただけたら。

数原龍友(以下、数原) ライブ映像だけの映画化は初めてのこと。自分自身も思い出がたくさん詰まったライブだったので、来ていただいた皆様も懐かしさに浸りながら、臨場感ある演出を楽しんでもらいたいです。

――歌とパフォーマンスが素晴らしいのはもちろん、ファンクラブの皆さんがステージに上がって⼀緒に盛り上がる場面が印象的でした。「愛しています」と愛を叫ぶ場面もあり、ファンの皆さんと一緒に創り上げるステージが素敵でした。

片寄 あれだけ多くのファンの方にステージに上がって叫んでもらうのは、今回初めての試みでして。どうしたら実現できるのかと試⾏錯誤しましたね。

小森隼(以下、小森) 6人の新体制になってからのコンセプトツアーだったので、⼀緒にDREAMERS(ファンネーム)の皆さんと一緒にできて本当に良かったですよ。

片寄 演出を考え抜いたからこそハイライトになったよね。

小森 結果的に、“GENEらしい”試みになったんじゃないかと。

白濱亜嵐

――冒頭の映像から細部にわたって作りこまれていて、こだわりが満載でした。アンコール前の映像に繋がる映像もあって、遊び心たっぷりですね。

数原 いつもテーマにあわせて世界観を作るため、オープニング映像にはこだわってます。

小森 今回は、それぞれの個性=“6IX COLORS”をテーマに掲げて、6人それぞれの才能を創造したライブで、ひとりひとりが楽曲をプロデュースしたものが軸になっています。“誰でも何にでもなれる”っていうのがテーマで、全員が⾒てる夢がライブの中で具現化されているということで考えた映像になりました。⼀⼈ずつ主⼈公がいて、セクションが分かれる中、ひとつに繋がっているパラレルワールドなんですよね。

中務裕太(以下、中務) そのパラレルワールドのひとつである映像で、僕は夜景をバックに⾬が降り注ぐ中、撮影しました。

小森 あれ、⾊っぽくて良かったよね。

中務 たまたま雨が降っていた日で、このまま雨も演出に使っちゃおうってなったんですよ。映像で色っぽさを表現するタイプではないんですけど、そういった感じもやってみたいなと思って、雨の中、雰囲気たっぷりの演出にしたんです。ファンの⽅たちに喜んでいただけたことが嬉しかったです。

佐野玲於(以下、佐野) 僕は森の中を彷徨う映像でした。皆、それぞれ表現する色が決まっていて、僕は緑だったので、森がいいなと思って。自然溢れる森林で撮影したんですけど、⾍にいっぱい刺されまくり(笑)。スタッフさんから「もっと涼しい顔して下さい」って指示があったんですけど、もうあちこち痒すぎて、痒すぎて……。 幻想的なシーンに仕上がってますけど、じつはとにかく⾍がいっぱいいる中、頑張って撮ってましたね。

片寄 僕はクラシカルな雰囲気で、⾳楽で繋ぐことが決まってたんで、ピアノを演奏した映像にしました。⼀度ピアノを弾いてるっていうのをやってみたかったんですよね。

片寄涼太

白濱亜嵐(以下、白濱) 僕はみんなほど⻑い尺ではなくて、楽曲と直結なのでパズルをやっている場面があるんですけど、パズルを完成させた時に、バッって光って楽曲が始まるみたいな雰囲気です。

数原 冒頭は魚を見つめているような映像になっていますが、⾃分の中で撮影していて印象的だったのが、アンコール前の映像のガンマンになって涼太と⼿を繋いで回る場面。あれは結構、⻑回しで終わったら、⼆⼈ともめちゃくちゃ息が上がって。楽しそうに⾒える裏側にはやっぱり苦労があると言いますか、パワーが必要だったことをお伝えしておきます(笑)。

小森 会場、めちゃめちゃ沸いてましたよね?

数原 すごく沸いてくれましたね。めちゃくちゃ力を入れた甲斐がありました。

小森 僕は、音楽を聴いているワンシーン。僕⾃⾝、学⽣時代から EXILE が⼤好きで元々 J ROCK がすごい⼤好きで。もしダンスやってなかったら、本当はバンドマンになりたかったんです。母親の影響もあって、初めて習い事したのもドラム。だからダンスをやってない世界戦を描くならっていうことで作ってみました。

緻密なこだわりと隠れた苦労!? 6人6色のソロプロデュース曲を徹底解説

――昨年、連続リリースしたソロプロデュース楽曲もセットリストのあちこちに散りばめられていました。それぞれご自身のプロデュース曲の演出でやってみていかがでしたか?

白濱 プロデュース曲は「Tow Steps Back」です。僕はDJをやっているので、繋ぎで⾯⽩いことをやりたいと思って。曲のつなぎ⽅で⾯⽩いことをチャレンジしてみたかったので、既存でみんなが知ってるような曲を繋ぎました。そこは⾃分にしかできないようなセクションになりましたね。初めは結構、既存曲を使うのは突拍⼦もないかもと思ってたんですけど、意外と馴染んで。今後のライブでもやってみたいですね。

中務 「True or Doubt」は、曲中にメッセージアプリの⾳が⼊っていて。送信⾳を表現したかったので、連絡を取り合ってるとこから繋がっていって涼太くんの歌い出しに繋がるということをやりたかったんです。送信⾳の回数で歩くタイミング決めてたんで、難しかったですね。たまにボーっとしてて、「あれ? 送信音、今何回⽬?」ってなって(笑)。勘で歩いたりしてたんで、それだけちょっと大丈夫かなって⼼配だったんですけど、楽しかったですよ。毎回ライブ感あって。

片寄 「気づいたことは」は、ピアノ演奏で披露しました。冒頭の映像もピアノ映像ですけど、やりたかったことなので実現できて嬉しかったです。最初は自分ひとりだけで弾き語りしている中で、続いて⿓友くんがステージに立って、パフォーマーが増えていって、最終的には6⼈で壮⼤に終わる。ドラマチックな演出になって、良かったと思っています。

佐野 僕の「Magic Hour」は、セットリストの中でもそろそろ疲れてくるなというところでの披露だったので、踏ん張りどころではありました。ボーカルも⼀緒に踊ったり動いたりするところもあれば、パフォーマーがみんなで踊るところがあって。冒頭からノンストップで走り続けていたので正直、⾮常にしんどかったですけど、そこを乗り越えれば隼のコーナーで、はっちゃけれるぞ、みたいな思いがありました。

小森 僕のパートはもう全⼒はっちゃけパートなので、楽しく⼒の限りやって、DREAMERSの⽅に楽しんでいただけたらっていうのがありました。しかも本編終盤だったので「MY GENERATION」が⼀番ハイライトになる聴こえ⽅になったらいいなっていうのは、すごく意識しましたね。ライブ後も「あの瞬間、すごい良かった」と思ってもらえるようにしたいなと思って。バンドメンバーにイントロや曲の導⼊部分作っていただいたり、間奏をちょっと伸ばしてもらって、ボーカルにお願いして喋ってもらったりもしました。

数原龍友

――そこでは片寄さんが「今日楽しかった思い出宝物にして、同じ時代を一歩一歩強く歩いていきましょう」と、メッセージを伝えていましたね。

小森 そうなんですよ。GENEの皆の想いと熱量が乗るような構成にしたいなと思ってお願いしました。

数原 僕の「Summer Vacation」は、延長戦でやって。夏が待ち遠しくなる演出にしたいと思っていたので、スクリーンにポップなお魚たちが泳ぐ映像が流れるんです。世界観はバッチリ、「海物語」。映像制作チームが「海物語」をオマージュした魚をモチーフにして下さって、いい感じに楽曲の雰囲気が出たので、完璧でした。ちなみにライブをやっていた時は冬の時期だったんで、寒いのに夏の曲やってる違和感は多少あったんですけど(笑)。映画は初夏公開になってね、もう暑くなってきてますから、夏を感じてもらって。より夏が楽しんでもらえる楽曲になっています。

ステージ上で大喜利が勃発!? クリームソーダとプロテインで乾杯する自由すぎるMC

――歌って踊ってカッコいい皆さんの姿だけでなく、MCではステージドリンクとして⽩濱さんと佐野さんがクリームソーダ、中務さんがプロテインを飲んでいる姿が自由すぎて、面白かったです。

片寄 あれはいつものMCではないんですよね。

小森 今回はMCを作らなかったんですけど、そこの場面は、確かにMCみたいなノリではありましたね。みんな遊び始めちゃった(笑)。

佐野 ボーカルふたりだけがMCをしてたんですけど、スタッフさんがクリームソーダを用意して下さって。僕が無言で亜嵐くんにそれを渡すっていう……。

白濱 僕はクリームソーダを用意されていることを知らなくて。

小森 皆でボケ始めて、ちょっと⼤喜利みたいになっちゃったね(笑)。

白濱 ステージ上で初めてクリームソーダ飲んだんですけど、めっちゃウマかったですもん。

佐野 美味しかったです。

中務 僕は、このタイミングでプロテインを飲めば、絶対にボーカルがいじってくるかなと思って飲んだら、ちゃんとイジってくれましたね(笑)。大喜利になっちゃったのは、僕のせい。

小森隼

片寄 コーヒーが出てきた時もありますよね?

数原 あったね~。

片寄 ⼆曲前ぐらいからコーヒーの⾹りが若⼲、ステージ裏からしてくるんですよ。コーヒーの香り、何だろうって思ったら、本当にコーヒー出てきた(笑)。

数原 今回はファイナル公演でのクリームソーダだったわけで。初⽇の公演を観て下さった⽅とライブフィルムを観た⽅では、「ステージの雰囲気、全然違うじゃん!?」と思うかもしれません(笑)。

――初日とファイナルではそんなに雰囲気が違うものですか?

片寄 初⽇はやっぱり緊張感がありますね。

小森 最初、本当はもっとエモーショナルな感じで行きたかったんですよ。それで、⿓友くんに「『MY GENERATIONS』のテーマと重ねて、ちょっとMCして欲しいんです」ってお願いして。後ろでギターリフがずっと流れているノスタルジックな雰囲気から楽曲に持っていきたい」って話をしていたんですけど、そんな意図とは真逆の感じに、ツアーを通して育っていって。でも、結局はそこで砕けたことで「マイジェネ」がより⻘春っぽく届けられたんじゃないかな。結果的には最⾼の締めになりました。

メンバーの映画館の思い出は?「THIS IS IT」での感動から「翔んで埼玉」の不思議な体験まで

――本作は映画館で体験できるライブエンターテインメントということで、皆さんの印象に残る映画の思い出をお聞かせ下さい。

白濱 僕は子供の頃、「ファインディング・ニモ」を父親とふたりで観に行ったんですが、ニモにドンズバで刺さった記憶が…。親子の絆が深まるような温かい家族の話だったので、父親と観られていい思い出だったなぁと、ふわっと覚えていますね。

中務 家族と観に行った映画といえば、マイケル・ジャクソンが亡くなった後に公開された「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」。僕は⺟親と観に⾏って。親⼦でマイケル⼤好きだったんで、開始後、秒でめっちゃ号泣しちゃって(笑)。マイケルが歌っている姿に胸がいっぱいに。

片寄 すぐ泣けるなんて、大女優やで?(笑)。

中務 いやいや、亡くなった直後で。隣をパッって⾒たら、⺟親もめっちゃ泣いてたっていう(笑)。やっぱり親子ですね。

佐野 僕はさすがに秒では、号泣してないですけど(笑)。ダンスレッスンの帰りに⺟親と⼀緒に「THIS IS IT」を新宿コマ劇場で観ました。

片寄 僕も「THIS IS IT」は観ましたね。すごいエンターテインメント体験でした。

小森 あー、やっぱり皆、劇場に観に行ってるんだ。僕らの世代でダンスをやってる子たちは、絶対に観に行くでしょ。僕も中学の時、学校が終わってから友達と「THIS IS IT」を観に行った。終わった後に劇場のみんながスタンディングオベーションで拍手していて。僕的には映画を観て、拍手が巻き起こったのは、人生初の体験。マイケルを愛している⼤⼈たちがみんな⼀⻫にウワーッって⽴って拍⼿してる光景に、中学⽣ながらめちゃくちゃ感動して。 エンターテインメントって、本当に⼈の⼼を動かすんだなということを体験できました。

数原 僕は、話題になっていたので、面白そうだなと思って、「翔んで埼⽟」を観に⾏ったんですよ。おそらく埼⽟県⺠なんだろうなっていう⼈たちのクスクス笑う声が会場のあちこちからチラホラ聞こえてきて。僕は兵庫県出身なんで、何でそこで笑いが起こるのか、分かんないの(笑)。多分、埼⽟あるあるなのかな? みたいな、不思議な経験をしました。地元民では有名なスーパーの名前とかでも盛り上がっていましたから。

佐野玲於

片寄 映画館には結構行く?

中務 好きなんで、⾏きますね。映画体験といえば、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後にキャプテンアメリカがマイティ・ソーのハンマーを持つシーンがあるんですけど。

片寄 ヤバいよね。

中務 その時、周りが海外の⼈ばかりだったんですよ。そのシーンの瞬間、いろんな⼈が「オーマイガー、オーマイガー!」って騒ぎだして(笑)。僕も結構テンション上がったけど、あんなにうるさかった映画館は、初めてだったことを思い出しましたね。

――応援上映だと思い切り、声を出せますよね。今作でも応援上映が予定されているそうですが、皆で歌って盛り上がったら一体感がすごそうです。

小森 そう、皆で歌って自由に楽しんでいただいて! 歌うもよし、ほろ酔いで劇場に足を運んで観てもらうもよし。

――中務さんは、ドリンクはプロテインを推奨したいですか?

中務 もちろん。でも、プロテインだとあっという間に飲み終わってしまうので、アミノ酸を飲みながら観てもらってもいいですし。トレーニングが好きな方は、エアダンベルで二の腕を鍛えながら観ていただいてもいいと思います(笑)。

小森 それだとパンプアップしながら観ていただけるようにマッスルシートを用意してもらわないと(笑)。

中務 いいですね。

数原 何かおかしな方向に(笑)。

中務 自分たちのこだわりのひとつでもある音を存分に楽しんで、目と耳と心で僕たちのライブを楽しんでもらいたいです。

中務裕太

数原 そう、もう本当にライブ会場みたいに自由にのってもらえたら。

片寄 友達とご飯を⾷べた後に劇場予約して、みんなで観て帰ろうかって気軽に楽しんでもらいたいです。ライブでは楽しめない楽しみ⽅としては、4DXとか、ULTRA4DX、2Dとか色々なパターンがあるんで、試してもらって。どれが良かったか、観た方はぜひレビューして下さい。それぞれの好みもあって意見がバラけると思うので、知りたいです。

白濱 ライブだと⼩学⽣未満が⼊れないですけど、映画館ならちっちゃいお子さんも一緒に家族みんなで観に行ってもらえるのかなぁと。クオリティの高いライブ映像になっているので、ぜひ初めてのライブ体験というものを味わってもらえたら嬉しいです。もちろんお子さんだけでなく、幅広い世代の方に僕たちの情熱がこもった歌とダンスを思い切り楽しんで欲しいです。

佐野 映画を観に来て下さる方は、それぞれ6⼈の中で好きなメンバーというのが決まってるので、ぜひ推しを綺麗な解像度で堪能していただければ。吐息も聞こえるような体感型スクリーンなので、よりリアルなライブ体験ができると思いますので、どんな瞬間も⾒逃ないで欲しいです!

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『GENERATIONS LIVE TOUR 2025 “6IX SENSE” LIVE IN CINEMA』

https://generations-6ixsense-liveincinema.jp/


撮影/鬼澤礼門、取材・文/福田恵子

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