福原遥「当たり前が当たり前じゃない」 映画『あの星』完成披露試写会で777本の百合に包まれヒット祈願
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『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』完成披露試写会より
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すべて見る映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編となる『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の完成披露試写会が、7月6日に丸の内ピカデリーで開催された。主演を務める福原遥をはじめ、細田佳央太、出口夏希、井之脇海、倍賞千恵子、そして原作者である汐見夏衛、監督を務める新城毅彦が登壇した。
本作は、『あの花』から7年後の現代が舞台となる。1945年の日本にタイムスリップした女子高生の加納百合(福原)は、特攻隊員の佐久間彰(水上恒司)に出会い、初めて恋に落ちる。しかし、大空の彼方へ飛び立っていく彰を止めることができず、彼女は愛する人を失ってしまう。その後、現代で目を覚ました百合は、当たり前の日常に幸せを感じるようになったが、彰への想いは決して消えることはなかった。7年後、百合は彰の夢でもあった高校教師になり、生徒たちとの忙しい日々を送っていたが、そんな彼女の前にある人物が現れる──。
会場には、福原が演じる主人公の名前“百合”にちなみ、777本もの百合の花が用意された。舞台上を白百合で埋め尽くすだけでなく、来場者全員にも入場時に百合の花がプレゼントされ、会場全体が百合の香りと純白の輝きに包まれた。福原は「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。ついにこの日がやってきたということでとてもうれしいです!」と挨拶した。

映画化について、汐見は「前作『あの花』を観て『あの星』の原作小説を読んでくださった方々の“映像化してほしい!”という声が多かった」とファンの反響が続編製作の後押しになったと説明。作品については「どんな年代の方が観ても感じるものがある作品」と前作に負けず劣らずの傑作だと太鼓判を押した。福原は続編製作決定時を振り返り、「続編ができるんだって本当にビックリしました」と心境を明かし、「あれから百合がどんな人生を送っているのか気になっていたので、7年後の百合の成長した姿を演じられることがうれしかった。続編ができるのはたくさんの方々に愛していただいたからだと思って、本当にうれしくて感謝の気持ちでいっぱいになりました」と喜んだ。

本作から新たに参加する細田は、「なかなか怖かったです。これだけ大きくたくさんの方々に届いた作品の続編を自分に任せていただくというのは……なかなかのプレッシャーを感じたりもしました」と率直な心境を明かしつつ、「それは逆を言えば、自分を必要としてもらって、しかも自分でもやったことない作品ジャンルだったので、頑張ろうと前向きな気持ちでオファーを受けさせていただきました」と胸を張った。そんな細田と福原は今回が初共演で、細田は「集中力がものすごく高くて深い方。0から100に上げるときの感情の持っていき方などを見て、すごく大きなエンジンを積まれている方という印象を受けました」と福原をリスペクト。すると福原も「何回も共演したことがあるような安心感があって、撮影に入る前から役についていろいろお話させてもらいながら本当に安心して撮影に挑めました。ご一緒できてうれしかったです」とすっかり意気投合していた。

先生役に初挑戦した福原は、「まさか自分が先生役をやるとは思っていなかったので、先生はできないと思いながら最初は怖くて仕方がなかったけれど、もう先生とか考えずに“届けたい!”という思いを生徒たちに必死に伝えようと一生懸命やっていました」と心境を明かした。井之脇は「ネタバレになるので言えることが少ないけれど……」と笑いつつ、「(夫婦役を演じる)僕と出口さんは重たいシーンがあって、撮影の都合でとあるワンシーンを2日に分けて撮らなければなりませんでした。感情をつなぐのがしんどかったけれど、出口さん含めて現場の空気は前向きで、支えていただいた」と懐かしそうに回想。出口は井之脇について「(井之脇演じる)林吉さんと同じように穏やかで真摯にお芝居をされていたので、林吉さんと並べて考えることができてすごく助けていただきました」と人柄を称え、続編製作には「千代としてもう一度あの『あの花』の世界に戻っていけることが何より楽しかった」と声を弾ませた。


倍賞は「スタジオに入ったときに、映画を愛している人たちが集まっているという空気が伝わってきた。入る前は緊張していたけれど、それを感じてふっと力が抜けてとても幸せな気持ちになりました。映画作りという山登りを新しいスタッフの方々と一緒にできるんだと思って、楽しく撮影することができました」と充実した様子で報告。福原との初共演について聞かれると「私が緊張です!」とお茶目に笑って、「そこにいることが当たり前のようにいる方だった」と福原の自然体の佇まいを絶賛していた。福原は、大先輩である倍賞との初共演に「まさかご一緒できると思っていなかったですし、自分にとって一生の宝物と思いながらご一緒させていただきました。毎日気さくに話しかけてくださって、それがうれしくて安心しながら撮影していました」と感謝しきりだった。

イベントでは七夕にちなんで、登壇者が短冊形のフリップに書いた願いごとを発表する場面も。福原は座長らしく「この作品がたくさんの方に届きますように」と本作の大ヒットを願い「これが本当に一番の願い。本作は続編であり完結編なので、多くの皆さんに届いてくれたらと願っております」と力を込めた。

最後に福原は、「ついに皆さんに本作が届くのかと思うとドキドキワクワクしていますが、あれから7年が経って百合がどのような人生を送って、どのように成長しているのか。それぞれの人生が丁寧に描かれているので、いろいろなものを感じていただけると思います。今ある当たり前が当たり前じゃないという、日常の幸せを感じられる作品になっていると思いますのでぜひ楽しんでご覧ください」と呼び掛け、イベントは幕を閉じた。
<作品情報>
『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
8月7日(金)公開
公式サイト:
https://movies.shochiku.co.jp/anohoshi-movie
(C)2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
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