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清原惟監督最新作『A Window of Memories』著名人コメント&アザービジュアル解禁

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『A Window of Memories』アザービジュアル (C)Yui Kiyohara

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8月7日(金)に公開される清原惟監督の最新作『A Window of Memories』を鑑賞した著名人よりコメントが到着。写真家の志賀理江子、彫刻家・評論家の小田原のどか、DIVAのゆっきゅん、フィルムアーキビストの岡田秀則、編集者の野村由芽(me and you)より絶賛コメントが届いた。

本作は、これまでベルリン国際映画祭などで国際的に評価されてきた清原監督が、はじめてドキュメンタリー的手法で制作した“聞き書き映画”。監督が、母方と父方それぞれの祖母から聞いた人生の話を、祖母と一緒にテキストに起こし、それをふたりの俳優が朗読するというこれまでにない手法で紡がれている。

併せて、アザービジュアルも解禁。本作のポスタービジュアルも手がけ、ブックデザイナー、グラフィックデザイナーとして活動する明津設計がデザインを担当した。その「明津設計」より、デザインに込めた想いや制作の舞台裏を語ったコメントも到着している。

<コメント(順不同・敬称略)>
■志賀理江子(写真家)
監督の母の母の記憶。
語ることで思い出されたこともあっただろうか。
その記憶を、娘でない「語る役」の彼女たちが、声に託して宿す。
その、少し遠回りに思える発話までのステップが心地よく、丁寧に映画として届けられた感触が心を柔らかくする。
私はとても個人的な気持ちになって、自分の心に関心を向けた。そこにある誰にも話しようのないものは震えていた。

■小田原のどか(彫刻家・評論家)
監督の祖母となったふたりの女性。ふたりの俳優。
彼女たちの語りと声が重なり合う1日をカメラは追う。
ふたりの俳優の朗読から、息が苦しくなるほど豊かな「あの日」の情景が立ち上がる。
なんて色とりどりで、なんて切ないのだろう。
過ぎ去ったものたちはこうして映画になった。
どんなに幸いなことだろうか。

■ゆっきゅん(DIVA)
作品ならばずっと覚えてくれている、
何度だって再生できる、
あなたたちの生きた歴史を私の手で守るように、
かならずここに残す。
清原監督は
記憶という形のないものと向き合う時に
映画を呼び寄せる、澄み切ったひと。

■岡田秀則(フィルム・アーキビスト)
目につく一等星だけが宇宙ではない。すべての星が夜空を形作っている。
歴史も大文字の人物だけでは語れない。それはすべての人の生き方の集積である。
清原惟という天文台は、「もうひとつの声」というレンズを手に入れて、ふたりの祖母それぞれの生き方から、人知れずきらめく一対の連星を見つけ出した。

■野村由芽(編集者/me and you)
ふたりの祖母の人生を、ふたりの俳優が朗読する。耳に残ったのは、その語尾だった。
「救われたわね」「日曜が終わるじゃん」「心が痛むわね」……。記憶は、わかりやすい物語としては差しだされない。
祖母の意思をききながら共作したテキストが、俳優の声を通して、まだ見ぬ場所へと運ばれていく。
必然の遠回りのような記憶の受け渡し方は、誠実でマジカル。物語化されない人生のイメージが、無数のひとりひとりの声と響きあう。

<明津設計 コメント>
■ デザインコンセプト
本作を観て強く印象に残ったことは、安易な解釈や意味付けを軽やかに否定しながら、慎重にそして誠実にふたりの思い出(他者の記憶、他者の過去)を映画という形にしていることでした。自分もこんなふうに人の話を聞きたいと、そう思わせてくれるこの映画のような、人と人との関係や間合い、“わかった気にならない態度”をコンセプトに、ポスターを制作しました。

■コメント
映画を観た後、まるで小説を読んでいるかのように、ふたりの思い出の光景を無意識に想像していたことに気がつきました。スクリーンに映る映像と、自分が想像した架空の光景群は、劇中で4人が持つテキストの書かれた紙のように、私の中に一枚一枚積み重ねられました。それは夢の記憶のように明瞭でありながらも描写をすることのできない独特な質感の記憶の束となり、このアザービジュアルで「4人の写真を重ねる」という表現へと繋がりました。
ふたりの思い出には、決して衝撃的な事件があるわけではありません。しかしその“なんでもなさ”こそが、私たちが心の奥に持っている「学校からの帰り道」「休みの日に友だちの家へ行く途中」といった、誰かに話すまでもない莫大な量の「なんでもない記憶」と太いパイプで接続されます。そんな漠然とした、狂わしいほどの“普通さ”をポスターへと着地させたいと考えました。
この映画へと続く無数の入口のひとつとして、誰かにとってのきっかけになれば幸いです。

<作品情報>
『A Window of Memories』

8月7日(金)公開

公式サイト:
https://awindowofmemories.com/

(C)Yui Kiyohara

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