建築家・青木淳と美術家・リチャード・タトル。異色のコラボ展が東京オペラシティ アートギャラリーで7月18日から
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ほぼ、空:青木淳 + リチャード・タトル 展示模型 撮影:ToLoLo studio
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すべて見る建築家・青木淳と美術家のリチャード・タトルによるコラボレーション展『ほぼ、空:青木淳 + リチャード・タトル』が、7月18日(土)から9月23日(水・祝)まで開催される。建築家が美術家の展示構成を行うのではなく、対話を重ねて、建築でもあり美術でもあり、そのどちらでもないような、これまでにない展示が生まれる。

同展のために、タトルは、「ボイド管や断熱材、PCシートなど建材を用いた柱のような構造物」「木々の葉の上にカタツムリが載ったバスケット」「色とりどりの色薄紙でできた帯」という自然の象徴のような3つのエレメントを考案。その一方で青木は、東京オペラシティ アートギャラリーの過去の展覧会で使われた台座を再利用し、什器や椅子や照明を制作。この3つのエレメントと台座をもとにしたユニットの配置や組み合わせ、光と陰翳により、様々な空間が現れる。

また、会場である東京オペラシティアートギャラリーのいつもと違う空間構成にも驚くことだろう。通常は上階で行っている収蔵品展の寺田コレクションを下階にし、作品は青木が選定。ミュージアムショップをアートギャラリー内のコリドールに移動し、代わりにミュージアムショップは青木とタトルの展示室になる。ミュージアムショップには、青木とタトルの選書をはじめ、同展のためにデザインされたジュエリーやグッズが置かれるなど、展覧会の境界をゆるやかに一体化し、作品のエレメントが人々の生活のなかに入り込んでいくような導線となる。
青木は、美術館とは「そこに人が過ごすことで思いがけない出来事や関係が生まれてくる、かたちを定め切らない母体のような空間」であり、「心がふーっと浮かぶような」場であるという。またタトルは、「アーティストとしての私の仕事は、この自由を獲得し、与えること」であり、「人々が安心できるような空間をつくりたい」と語る。
展覧会タイトルに「ほぼ、空」とあるように、ふと「ななめ上」を見上げるとき、美術館という空間そのものの可能性に気づかされることだろう。
<開催情報>
『ほぼ、空:青木淳+リチャード・タトル』
会期:2026年7月18日(土)~ 9月23日(水・祝)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
時間:11:00~19:00(入場は~18:30)
休館日:月曜、7月21日(火)、8月2日(日)(※ただし7月20日、9月21日は開館)
料金:一般1,800円、大・高生1,100円、中学生以下無料
公式サイト:
https://www.operacity.jp/ag/
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