ヴィム・ヴェンダース監督作『ベルリン・天使の詩』、渋谷で2週間限定上映
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ヴィム・ヴェンダース監督の映画『ベルリン・天使の詩』が、5月3日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマで2週間限定上映される。
1987年に公開された西ドイツとフランスの合作映画『ベルリン・天使の詩』。壁崩壊前のベルリンで、人間世界を見守り続けてきた天使・ダミエルが、サーカスショーに出演する女性・マリオンに惹かれていくというあらすじだ。1987年の『カンヌ国際映画祭』で最優秀監督賞を受賞した。
キャストには今年2月に逝去したブルーノ・ガンツのほか、オットー・ザンダー、本人役で出演しているピーター・フォークやニック・ケイブが名を連ねている。撮影監督は『ローマの休日』などで知られるアンリ・アルカン。
上映館となるBunkamuraル・シネマでは現在、ベルリンの壁崩壊後の旧東ドイツを舞台にした映画『希望の灯り』を上映しているほか、5月17日からは冷戦下の東ドイツでの実話を描いた『僕たちは希望という名の列車に乗った』も公開。いずれかの作品のチケットを提示すると『ベルリン・天使の詩』の鑑賞が割引となるサービスが実施される。詳細はBunkamuraル・シネマのオフィシャルサイトをチェックしよう。