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AKB48 横山由依、全力尽くした総監督の立場振り返る「もどかしかったり悩んだりもした」

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リアルサウンド

 5月3日放送の『アナザースカイII』(日本テレビ系)に、AKB48の横山由依が出演した。

 2013年に前田敦子、板野友美、2014年に篠田麻里子、仲川遥香、2015年に山本彩、2016年に島崎遥香、2017年に小嶋陽菜と多くのAKB48グループメンバーが出演してきた同番組。横山は、9期生として加入。2011年「Everyday、カチューシャ」で初の選抜入りを果たした。今年3月には約3年務めた総監督を退任している。

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 そんな横山のアナザースカイは、イギリス・ロンドン。「『ロンドンのエンターテインメントすごいよ』って秋元(康)先生に教えていただいたこともありますし、私京都出身なんですけど京都とロンドンの共通点を探したい」とロンドンを選択した理由を明かす。横山は、まずこの街を歩く服が欲しいとブランドショップに足を運ぶ。バーバリーのワンピースを購入した横山にMCの広瀬アリスが「帰ってから着ましたか?」と質問すると、「まさか本物のバーバリーだとメンバーの子に思われなくて……」と恥ずかしそうに話し、MCの今田耕司が「総監督、えらい舐められたもんやな」とツッコミを入れた。

 横山と同じNot yetのメンバーで、同い年の指原莉乃は「一生懸命でいい子だなって印象でした。『みんなで楽しく一緒に頑張りましょう』っていうタイプでした。基本的に明るくて前向きないい子です」と横山の印象を語る。横山は先日グループを卒業した指原にお土産を買っていた。受け取った指原は「サバイバルキット? もういらなさそう。何これ?」と困惑した様子。横山が選んだのは「雨の日用ポンチョ」で、「どういう時にポンチョ使うの? 『ヤバイ!』と思ってパッて着るの? 自分はバーバリーのワンピース買って?」と手厳しいコメント。すると、横山がもう一つお土産として買っていた「傷を塞ぐクリーム」がドロッと机に漏れ出し、「何これ? ごめん、由依ちゃん!」と2人は笑いあう。

 横山が担当していたAKB48グループの総監督について、指原は「基本的に可愛らしいのを見せる瞬間が少なくなっちゃうというか、しっかりしてるっていう感じになっちゃうので、『こんなはずじゃなかったのに……』と思う瞬間はあったんじゃないかなって思います。ちゃんと選ばれた人にしかできないことだなって尊敬します」と語る。横山は約4年間総監督を務めてきたが、自分でもやりきったとは思っていない。目標であった東京ドームでのコンサートも実現できず、グループ内で様々な問題も生じた。「めちゃくちゃ頑張ってる子がいるからこそ、その子たちに輝いてほしいからこそ、このままじゃダメなんじゃないかなっていうのはすごく、私の立場から言えることはすごい動いたんですけどなかなか。もどかしかったり悩んだりもすごくしましたね」とAKB48グループに全力を尽くした総監督の立場を振り返る。

 今年、4月1日には3代目総監督に向井地美音が就任。これからの夢に横山は「歌える女優」と答える。「もともと歌手になりたいと思って、いろいろオーディションを受けていたんですけど、AKB48に出会って、いろんな活動をさせていただく中で、歌とお芝居に興味があるので、その2つをやっていけるような人になりたいなっていうのが今の目標です」と語り、続けて「これが好きだなと思うことに素直に生きたいなってすごく思います。何かまっすぐに生きたいです、ズルせず」と次の夢に意欲を燃やした。

 5月10日の放送ではジェジュンが出演する予定だ。(向原康太)