広瀬すず「なつぞら」写真集イベントで反響に期待、なっちゃん呼びに「憧れます」
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「『広瀬すず in なつぞら』PHOTO BOOK」発売記念お渡し会の会見に出席した広瀬すず。
「『広瀬すず in なつぞら』PHOTO BOOK」の発売記念お渡し会が、本日5月4日に東京・HMV & BOOKS SHIBUYAで行われ、広瀬すずが会見に出席した。
本書は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務める広瀬にクランクインから密着した写真集。作品の舞台となる北海道・十勝にて、緑が生い茂る夏と白銀の世界が広がる冬、異なる季節に撮影された。広瀬は「同じ場所だけどまったく違う景色。ドラマの中で感じていただける見どころの1つですが、また違った形で北海道を感じていただけたらうれしいです」とアピールする。ドラマと同様、本書でも動物たちとの撮影を楽しんだようで「ヤギたちがかわいくて。歩くと付いて来るんです。ワンピースを食べてたり(笑)。動物好きとしては幸せな撮影でした」とほほえんだ。
「ちょっとパンチの効いたこともやってみたかった」と語る広瀬は、東京都内でも本書の撮影を敢行。「普段あまり雑誌でもやらないメイクやヘアやスタイリングをしています」と満足げに振り返り、「自分の部分と、奥原なつというキャラクターのまま北海道にいる姿、両方あったらいいなと思いました」と本書に込めた思いを伝える。
お気に入りに挙げたカットは、雪原に寝そべる横顔を捉えたもの。北海道ロケが終わったタイミングで撮影されたこのカットについて、広瀬は「なつとしても自分としても北海道のエネルギーを感じながら撮影できるぐらい安定してきた頃だったので、個人的に思うことがいろいろありました。デビュー当時からお世話になっているカメラマンさんに撮っていただいたので、ある意味“素”なのかな。ふいに出たものが写っている感じです」と選んだ理由を語った。
「なつぞら」は第5週から岡田将生演じるなつの兄が登場するなど、新たな展開を見せている。今後なつはアニメーターを目指すことになるため、広瀬は「アニメーションのゼロからの作り方だったり、演じていても『すごいな』と思うシーンがあるので、ぜひ注目していただきたいです」と力説。また柴田泰樹役の草刈正雄との共演に関して「“じいちゃん”は自分の師匠であり憧れでもある。ストレートに響く言葉をセリフとして届けてくださっています」と述べ、なつと思いを重ねた。
周囲からの反響について聞かれると、広瀬は「SNSや会う人だったり、身近なところでしか感じられる瞬間がなくて。だから(ファンの反響を)直接感じられるのは今日が初めてかもしれません」と会見後に控えるお渡し会に胸を弾ませる。身近なところ以外での「なっちゃん」呼びはまだ定着していないようで、「街でとか……憧れがあります」と役名で呼ばれることへの期待も口にした。