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「メランコリック」田中征爾がウディネ・ファーイースト映画祭で新人監督賞を獲得

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イタリア現地時間4月27日に行われた「メランコリック」舞台挨拶の様子。左から田中征爾、皆川暢二。 FEFF21 (c)P. Jacob

「メランコリック」の監督を務めた田中征爾が、第21回ウディネ・ファーイースト映画祭で新人監督に贈られるホワイトマルベリー賞を獲得した。

ウディネ・ファーイースト映画祭は、毎年イタリア・ウディネで行われる東アジアと東南アジアの映画に特化した映画祭。現地時間5月4日に閉幕した今年は、日本から「翔んで埼玉」「ハード・コア」など11作品が出品された。「メランコリック」は、うだつの上がらない生活を送っていた和彦が銭湯で働き始めたことをきっかけに展開する物語。銭湯が閉店後に風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知った和彦の姿が描かれる。

田中は第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門監督賞に続き受賞を果たした。彼は「人生で初めての映画祭は東京国際映画祭で、初めての海外映画祭が今回のウディネ・ファーイースト映画祭。そのどちらでも監督賞と新人監督賞をいただきまして、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」とコメントしている。

和彦役とプロデューサーを兼任した皆川暢二も「表彰式には出られなかったのですが、現地にいる日本人スタッフの方から深夜にメールが届きました。最初はあまり実感がなかったのですが、少し時間が経ち、SNSなどでの反応を見て賞を獲ったことを実感しています。純粋にとてもうれしいです」と語った。

「メランコリック」は、8月より東京・UPLINK渋谷ほか全国で順次ロードショー。