「柴公園」渋川清彦ら柴犬ロスになる、佐藤二朗は芝二郎役への思い語る
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「柴公園」のキャスト。左から大西信満とくう(じっちゃん)、渋川清彦と喜(あたる)、ドロンズ石本となな(なな)、佐藤二朗といっちゃん(一郎)。
映画版「柴公園」に出演している渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本、佐藤二朗の座談会コメントが到着した。
柴犬を連れた中年男性3人が公園に集い、ダラダラとしゃべるさまを描いた本作。“あたるパパ”を渋川、“じっちゃんパパ”を大西、“さちこパパ”を石本が演じている。
テレビドラマ版と映画版を一気に撮り終え、渋川は「ホッとしました」と明かす。撮影後は寂しさから、あたる役の“俳優犬”・喜(きい)がいるプロダクションに子供を連れて会いに行ったそう。「最初はちょっと疑っているような感じがあったんです。そこから何かの拍子にパンッと弾けて、ペロペロペロって来て。あ、思い出したんだなって」と“相棒”との再会エピソードを披露した。
石本も「“さちこロス”になりました」と告白。「近くに住んでるのですぐに会いに行けるんですけどね」と話す石本は、去年のクリスマスにさちこにチキンをあげに行ったようで、渋川は「石本さんから写真が送られてきましたよ」と報告する。大西は撮影当時まだ8カ月ほどだったじっちゃんを「こういう撮影も初めてだったので、固まって動かなくなったりもして」と回想。石本も「じっちゃんは一番成長が見えましたよね」と懐かしんだ。
佐藤は本作で、自身が主演を務めた「幼獣マメシバ」シリーズのキャラクター・芝二郎に再び扮している。「思い入れのある役なので、またできてうれしかったですよ。10年前と比べたら白髪が増え、メタボが進化しましたが、今なりの芝二郎をやらせていただきました」と言及。そんな佐藤と共演した渋川は「勝手なイメージでいろんなことをされてくるのかなと思っていたら、きっちりセリフ通り演じられて」と驚きがあった様子だ。佐藤は“脚本通り”という部分に関して「声を大にして言ってください!」と自身のイメージを覆すべくアピールする。石本は「僕から見たら渋川さんも大西さんも最高ですよ。芯のある役者さんがこんなおっさん役で」と2人のほのぼの演技を称賛。佐藤も「いい意味でそのへんのおっさん。最上級の褒め言葉です」と演技の幅に感服した。
「柴公園」は、6月14日より全国のイオンシネマや東京・シネマート新宿などでロードショー。
(c)2019「柴公園」製作委員会