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ドイツの新鋭俳優が多数出演「僕たちは希望という名の列車に乗った」特別映像

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「僕たちは希望という名の列車に乗った」より、レオナルド・シャイヒャー演じるテオ。

「僕たちは希望という名の列車に乗った」の特別映像がYouTubeにて公開された。

東西冷戦下の東ドイツで起きた実話をもとに、1956年のハンガリー動乱に共感し黙祷を捧げたことで、国家を敵に回してしまった高校生の姿を描いた本作。「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」のラース・クラウメが監督を務めた。

映像にはクラスのリーダー的存在テオ、テオの親友で正義感あふれるクルト、戦争の英雄である亡き父に憧れる真面目なエリック、映画監督を夢見るお調子者のパウルの姿を収録。祖父の墓参りを口実に西ベルリンを訪れたテオとクルトが東ドイツでは観れない「ジャングルの裸女」を上映する映画館に忍び込むシーンや、2人が映画の内容を「ずっとトップレスだ!」とエリックとパウルに無邪気に自慢する場面などを観ることができる。

この劇場で観たニュース映画をきっかけに、数十万人がデモを行ったハンガリー動乱を知った彼ら。授業中に2分間の黙祷を行ったことから政府に反革命を疑われ、「特に反抗的」と目を付けられたエリックは精神的に追い詰められていく。そしてエリックが「お前を裏切った」とクルトに告白する教会でのシーンが続いた。

政府から鋭い追及を受けるエリックを演じたヨーナス・ダスラーは、1996年生まれのドイツ映画界の若手俳優だ。第69回ベルリン国際映画祭に出品されたファティ・アキンの新作「Der goldene Handschuh(原題)」では主演に抜擢され、実在の連続猟奇殺人鬼フリッツ・ホンカに扮した。テオ役のレオナルト・シャイヒャー、クルト役のトム・グラメンツ、そしてダスラーの3人はドイツの名門エルンスト・ブッシュ演劇大学で演技を学び、パウル役のイザイア・ミカルスキはハーバード大学に在学しながら俳優活動を行っている。

「僕たちは希望という名の列車に乗った」は、5月17日より東京のBunkamuraル・シネマほか全国でロードショー。

(c)Studiocanal GmbH Julia Terjung