根本宗子の演劇実験「コンビニ」ビジュアル公開、主題歌はカネコアヤノ
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演劇実験「根本宗子」「コンビニ」チラシ表
10月に上演される根本宗子作・演出による「コンビニ」のビジュアルが公開された。
「コンビニ」は、根本が演劇的実験に挑む新企画・演劇実験「根本宗子」の第1弾。根本書き下ろしによる戯曲を2組のキャスト、2つの演出で上演する。会話を重視した“草”チームには田村健太郎と岩瀬亮、肉体に重きを置いた“肉チーム”には、一色洋平と、「肉体に自信のある男性俳優オーディション」により選出された宮河愛一郎が出演。また本作では、シンガーソングライターのカネコアヤノが2015年に発表した楽曲「コンビニ」が主題歌に起用され、カネコは公演にあわせて、同楽曲の異なる2つのバージョンを新たなアレンジで作成する。
なお本企画では1公演で両チームとも観劇可能。公演は10月12日から17日まで、東京・すみだパークギャラリーささやにて。
根本宗子コメント
音楽はアレンジ違いがたくさん世の中に存在して、もはや同じ曲と言われなければわからないほどにアレンジ1つで変えられるのに演劇は演出でそこまで何これ全く別もん!ってあんまないなと考えて、理由の1つに台本にある役のイメージでキャスティングするからかなと思いました。
ならば絶対同じ役をやらないだろという役者同士をダブルキャストにしてみたらどうだろうか? さらにそれぞれの得意な部分をフィーチャーした演出にしたら普段以上に役者を見に行くような芝居が創れるのではないだろうか。面白そう。でも勝敗がわからないから私以外がやらなそう。やりたい。っていう経緯です。
普段は芝居を創る時、ある程度ゴールのビジョンが明確に自分の中にありますが今回はありません。何故なら演劇実験だからです。草、肉の4名と、より企画意図をわかりやすくするために、主題歌をカネコアヤノさんにお願いしました。カネコさんの楽曲「コンビニ」を、今回のテーマに合わせて、新たな2つの異なるヴァージョンにアレンジしてもらいました。一体どんな実験になるのでしょうか。
演劇実験「根本宗子」「コンビニ」
2018年10月12日(金)~17日(水)
東京都 すみだパークギャラリーささや
作・演出:根本宗子
主題歌:カネコアヤノ
出演
草:田村健太郎、岩瀬亮
肉:一色洋平、宮河愛一郎