森崎ウィン「海獣の子供」を猛アピール、芦田愛菜は米津玄師手がけた主題歌に感激
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「海獣の子供」完成報告会見の様子。
本日5月9日に東京・帝国ホテルで長編アニメーション「海獣の子供」の完成報告会見が開催され、声優として同作に参加した芦田愛菜、石橋陽彩、浦上晟周、森崎ウィン(PRIZMAX)、田中泯と渡辺歩監督が出席した。
五十嵐大介によるマンガを原作とする「海獣の子供」は、他人とうまく接することができない中学生の少女・琉花が、ジュゴンに育てられた不思議な2人の少年・海と空に出会う海洋ファンタジー。芦田が琉花、石橋が海、浦上が空に声を当て、森崎は天才海洋学者・アングラード、田中は海洋生物学者・ジムの声を担当している。
芦田が「水が生きているみたい! 映像に音楽が加わることでお互いを引き立て合っていて、作品に命を感じました」と完成した作品についてコメントすると、石橋はその言葉にうなずきながら「風や海の香りを感じるくらい風景も素敵」と感激した様子だった。森崎は「アニメが個人的にすごく好き。声のお仕事は別の世界だと勝手に思っていたので、お話をいただくとは想像していなかった」とオファーを受けた際の心境を語り、「ちゃぶ台の上に乗せた小さなノートパソコンで(本編を)観たのですが、その奥に何かを感じるくらい映像が素晴らしかった。劇場で観ないと損だなと」と作品をアピール。さらに田中と一緒だった収録現場を「とりあえず震えていたのを覚えています!」と振り返り、田中が「森崎さんと僕の声が混ざっていくような(感覚があった)」と述べると、森崎は「今、遠回しにウィンはいい声をしているよと言ってくださったってことでいいですか?」と笑顔を弾けさせた。
会見では米津玄師が手がけた主題歌「海の幽霊」を使用した予告編が上映され、米津のファンだという芦田は「歌詞が素敵です」と彼の楽曲の魅力を語り、「主題歌を歌ってくださると聞いたときはびっくりしました」とうれしそうな表情を浮かべた。
映画「海獣の子供」は6月7日より全国の映画館で公開される。
(c)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会