スペースノットブランク「フィジカル・カタルシス」再演が本日から
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スペースノットブランク「フィジカル・カタルシス」より。(c)月館森
スペースノットブランク「フィジカル・カタルシス」が本日5月10日に開幕する。
本作は、小野彩加と中澤陽によるスペースノットブランクが、“舞台芸術に成る以前のダンスを考察し、躰のために新しい動きのメソッドを確立する”ことをテーマに掲げて挑む作品。1月に初演され、今回が再演となる。演出を小野と中澤が手がけ、振付・出演には俳優の瀧腰教寛、パフォーマーの花井瑠奈、ダンサー・振付家の山口静が名を連ねた。
上演に向けて小野と中澤は連名にて「身体でカタルシスしていただければ」とコメントしている。上演時間は約1時間。公演は5月12日まで、東京のシアター・バビロンの流れのほとりにて。
スペースノットブランク コメント
劇場がなんのためにあるのか、上演をするたびに思います。ダンスや演劇や舞台だってなんのためにあるのか、思って思って考えて、でも作ることはその問いから生まれるものだとも思います。家を出て進む道がどこに向かっていても、たどり着く場所が劇場でなくても、そこにあるのが舞台でなくても良いのだと思います。きっと身体でカタルシスしていただければと思います。
スペースノットブランク「フィジカル・カタルシス」
2019年5月10日(金)~12日(日)
東京都 シアター・バビロンの流れのほとりにて
演出:小野彩加、中澤陽
振付・出演:瀧腰教寛、花井瑠奈、山口静