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グリーンランドを訪れたデンマーク人教師の物語「北の果ての小さな村で」公開

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「北の果ての小さな村で」ポスタービジュアル

グリーンランドを舞台とするフランス映画「北の果ての小さな村で」が、7月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

本作は、初短編「Du soleil en hiver(原題)」で第58回カンヌ国際映画祭SACD賞、初の長編「L'apprenti(原題)」で第65回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家週間作品賞を受賞したサミュエル・コラルデの最新監督作。グリーンランドの小さな村の小学校に赴任したデンマーク人教師アンダースが、村人や子供たちとの交流を通して成長していくさまを描く。

2015年に初めてグリーンランドを訪れたコラルデは、同地に魅了され映画の撮影を決意。グリーンランド東部にあるチニツキラーク村に滞在した彼はデンマークから新人教師が赴任してくることを聞き、その青年を物語の中心に据えることを決めた。映画では、主人公アンダースをはじめ村の子供たちや漁師ら登場人物のすべてを本人が演じている。

YouTubeにて公開された予告編には、生徒たちに手を焼き過酷な自然に苦しめられるも、アンダースが徐々に村の人々と打ち解けていく様子を収録。なお予告編の語りは、俳優の三上博史が担当した。

(c)2018 Geko Films and France 3 Cinema