桜井ユキが地下アイドルオタク演じる「だから私は推しました」、“推し”役は白石聖
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桜井ユキ
桜井ユキが、ドラマ「だから私は推しました」で主演を務めるとわかった。
本作は、「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「腐女子、うっかりゲイに告る。」に続くNHK総合のよるドラ第3弾。生きづらさを抱える主人公のOL・遠藤愛が、ひょんなことから地下アイドルのオタクとなり、沼にはまっていくさまを描き出す。ドラマ「JIN -仁-」「天皇の料理番」の森下佳子が脚本を担当し、連続テレビ小説「まんぷく」の保坂慶太や渡邊良雄らが演出を担当。bonobosの蔡忠浩が音楽を手がける。
友人とのマウンティングやSNSでの“映え競争”に疲れた三十路間近の愛役で桜井が出演。そして愛が“自分自身の分身”として推すようになる、地味だが一生懸命なアイドル・栗本ハナ役を「PRINCE OF LEGEND」の白石聖が務める。さらにオタクリーダー・小豆沢大夢役で「ピア~まちをつなぐもの~」の細田善彦、地下アイドルリーダー・原花梨役で特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」の松田るか、刑事・聖護院実役で澤部佑(ハライチ)、古参オタク・椎葉貴文役で村杉蝉之介が参加。笠原秀幸、田中珠里、松川星、天木じゅんもキャストに名を連ねた。
この発表にあたり、森下は「ヒロインは人からの『いいね!』ばかりを気にして生きてきた少々頭が窮屈な女の子。そんな彼女が伸び代だけの地下アイドルと出会い、生まれて初めて人を『推す』。たったそれだけのことで、スカスカだった日々はガンガンに密度を増し、窮屈だった頭はどんどん自由になって行く」とストーリーを紹介している。
全8話の「だから私は推しました」は7月27日から放送スタート。
よるドラ「だから私は推しました」
NHK総合 2019年7月27日(土)23:30放送スタート 毎週土曜 23:30~23:59
森下佳子 コメント
「若い人の若い人たちによる若い人たちのためのドラマを!」そんなとこを目標に頑張りたいというこの「よるドラ」枠。正直、「そんなところにこんなおばはんが……」となかなか戸惑ったこのお誘い。しかしながら、「地下アイドル」と「女オタ」「自己承認欲求」というモチーフはいかにも今っぽく、その奥に横たわる「青春」というテーマはすこぶる普遍的。つまり、とても魅力的。聞けばプロデューサーはNHKで一番若い人だというし……。「ここは足して2で割って若手に入っちゃえ!」と開き直り、厚かましくも関わらせていただくことになりました。
今作のヒロインは人からの「いいね!」ばかりを気にして生きてきた少々頭が窮屈な女の子。そんな彼女が伸び代だけの地下アイドルと出会い、生まれて初めて人を「推す」。たったそれだけのことで、スカスカだった日々はガンガンに密度を増し、窮屈だった頭はどんどん自由になって行く。そして、その日々の行き着く先は……?
笑いと涙、そして愛すべきオタクたちに彩られた2人の青春を見守ってくださると嬉しいです。