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恒例『博多・天神落語まつり』20周年の感謝を込めたラスト公演に

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六代目三遊亭円楽の声がけで2007年にスタート。いまや福岡の秋の風物詩として定着してきた『博多・天神落語まつり』が、記念すべき20年第20回をもってラスト公演を迎える。秋の本公演を前に、東西落語界を代表する6人の師匠たちが集まり、公開記者会見を行った。

『博多・天神落語まつり』は、若手から大御所まで東西の落語家が豪華共演を果たす夢の祭典。今年は10月30日(金)~11月3日(祝・火)の5日間にわたり、FFGホール・西鉄ホール・JR九州ホールの3会場で26公演が行われる。

2022年に逝去した六代目円楽の遺志を継ぎプロデューサーを務めてきたのは、第1回から六代目円楽師匠の片腕として伴走してきた林家たい平。

「ここまで続けてこられたのは、師匠の熱いに思いに応えて集まった多くの噺家の方々が、所属団体の垣根を超えて、力添えくださったおかげ。『20年は続けたい』と言っていた六代目円楽師匠との約束通り、“六代目円楽師匠プロデュース”という形での博多・天神落語まつりはここで幕引きとなります。皆さんの力で、20回の節目の会を大・大・大成功に終わらせたい」とあいさつ。

続いて、共に登壇した柳家さん喬、三遊亭小遊三、桂 文珍、桂 米團治、立川志の輔という錚々たる師匠たちが、大喜利のように軽妙なかけ合いで、『博多・天神落語まつり』への想いや公演への抱負を語った。

「六代目円楽師匠に声をかけていただき、『私なんかお邪魔でしょうよ』『いや兄さん、そうじゃないよ。とにかく来てくれ』なんてやり取りをして早17年。博多・天神落語まつりで何より嬉しいのは、普段お会いすることのない師匠方とご一緒し、楽屋で冗談を言い合ったり、その方の高座を学べたりしたことです。他にも、初めてお会いする方や、知らない後輩の方々の噺も聞ける貴重な機会をいただき、師匠には感謝しかありません」と柳家さん喬。

「六代目円楽師匠にとって私は、非常に使い勝手のいい噺家です(笑)。20年前に師匠から声をかけられた時は、こんな素晴らしい会になるとは思いもしませんでした。日本全国どこに行っても、こんな充実した落語会はありませんよ。たまにしか会わない師匠方にいいとこ見せたいじゃないですか。いい意味でプレッシャーを感じる修行の場でした」という三遊亭小遊三は、毎回新しいネタで博多・天神落語まつりに臨んでいたそう。

続く、桂 文珍は「六代目円楽さんの呼びかけで、東京の落語協会、落語芸術協会、立川流、三遊派、そして上方落語協会のメンバーがひとつになった。題して新統一協会(笑)。私は、上方で使い勝手のいい文珍として2年目から出演させていただきました。年齢的にはもうアディショナルタイムに入っていますが、これからも東西の垣根に関係なく、頑張っていいシュートをしていきたいと」と茶目っ気たっぷりな文珍節を披露。

桂 米團治は、今年同じく20年という『天満天神繁昌亭』の歩みにを重ねながら、「六代目円楽お兄さまに声がけいただき第1回から出演していますが、当初は複数の会場で落語会なんて、『兄さん、無理ですよ』と言うてた。そんなとんでもないことを続けてめでたく20年。1回目の時は小米朝でしたが、ここで米團治の襲名公演もさせてもらいました。天国のお兄さんへの感謝も込めて、大いに張り切ろうと思います」と抱負を語った。

そして、立川流誕生時の談志師匠とのエピソードを交えながら公演への思いを話してくれたのは立川志の輔。「寄席への出演が叶わない立川流に一番欠けていたのが、他の落語家との交流でした。六代目円楽師匠が声をかけてくださったおかげで、東西の名だたる師匠方、同輩の皆さんあるいは新鮮な後輩の皆さんと交流する機会をいただいた。師匠の思いに応えられるようにと気づけば20年。この秋で全公演に参加できることを心から感謝しています」。さらに、六代目円楽師匠との思い出、楽屋に差し入れられた博多名物の話題でも会場を笑いに包んだ。

「博多・天神落語まつりが落語界に与えた影響は非常に大きいものです。若手の噺家にとっては『いつか呼ばれたい』と目標になっている高座のひとつ。また、コロナ禍で日本全国の落語会が中止になった中でも途切れることのなかった唯一の落語会です。それも落語界の未来を見据えていた六代目円楽師匠、そして落語を愛し集まってくれる福岡のお客さまのパワーの賜物です。博多・天神落語まつりを通して落語が根差してきた九州・福岡の地に、今後また新たな落語の会が誕生することを願いつつ、まずは秋のラスト公演を大成功させたい。ぜひこの機会に、日本が築き引き継いできたすばらしい日本の伝統芸能“話芸”を堪能しに、会場へ足をお運びください」(林家たい平)

たい平師匠が「迷ったら“円楽チャットGPT”に相談した」という公演プログラムはどれも魅力的なものばかり。今年でラストの『博多・天神落語まつり』のチケットは7月25日(土)より一般発売が開始になる。

第二十回 六代目三遊亭円楽名誉プロデュース
博多・天神落語まつり

10月30日(金)~11月3日(火・祝)
FFGホール/西鉄ホール/JR九州ホール
一般発売日:7月25日(土)10:00

チケット情報
https://w.pia.jp/t/rakugomatsuri/

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