役者10周年の菅田将暉、橋田壽賀子に知られず名前と顔を猛アピール
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菅田将暉
第27回橋田賞の授賞式が本日5月10日に東京・ホテルニューオータニで行われ、受賞者の菅田将暉が出席した。
脚本家の橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団によって創設され、芸術性の高い番組や出演者、制作スタッフに贈られる同賞。菅田はテレビドラマ「トドメの接吻」「dele」での演技が評価され、橋田賞に輝いた。
授賞式中に橋田が発した「若い役者さんを全然知らないの」という言葉を受け、菅田はスピーチの冒頭で「ちなみに僕のことは……? 菅田将暉と申します!」とすかさず挨拶。橋田が「拝見したことありません……これから拝見するようにします!」と正直に明かすと、菅田は「今年で芝居を初めて10年になりました。橋田先生にはまだ観てもらえていないですが、個人的にはせわしく過ごしてきたつもりでした。『ちょっと疲れたな』なんて腑抜けたことを思っていましたが、橋田先生の元気なお姿を見て、自分なんてまだ生まれたてで、人生は続いていくんだなと実感しました!」と自らを鼓舞する。そして「改めて一から、俳優部の1人としてお芝居に励んでいきたいと思います」と強く誓った。
大きな拍手が贈られる中、菅田はもう一度橋田のほうに体を向けて「菅田将暉と申します」とゆっくりした口調で名前を伝える。顔も覚えてもらえるように、前髪をかき上げる抜かりなさでしっかり自己アピールしていた。
なお映画ナタリーでは引き続き授賞式の模様をレポートする。