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畠中祐が「甲鉄城のカバネリ」続編の出来に胸を張る、「演じ、届けられて幸せ」

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「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」初日舞台挨拶の様子。

「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」の初日舞台挨拶が5月10日に東京・新宿ピカデリーにて開催され、生駒役の畠中祐、無名役の千本木彩花、来栖役の増田俊樹、景之役の三木眞一郎、監督・脚本を担当した荒木哲郎が登壇した。

2016年放送のテレビアニメ「甲鉄城のカバネリ」の劇場版となる本作は、テレビ版から半年後を舞台にした物語。極東の島国・日ノ本で、甲鉄城に乗る生駒と無名たちが謎めいた廃坑駅“海門(うなと)”で不死の怪物カバネと激闘を繰り広げるさまが描かれる。

畠中は「そわそわしましたね」と公開初日を迎えた感想を述べ、「公開される前までは早く皆さんに届けたいというワクワクがあったのですが、公開されたら僕たちの役目が終わりに近付いてしまうというなんとも言えない寂しさが出てきました」と続けた。荒木は「怖いです」と率直に心境を述べたあと「やっている間は自分が喜ぶために作っていたんですが、できあがってから『これを人が観るのか……』って。全然面白くなかったって言われたら超嫌じゃないですか」とその理由を明かす。それを受けて千本木が「大丈夫です。そんなことないです!」とフォローの言葉をかけると、本編を観終えたばかりの観客からも大きな拍手が起こった。

初登場のキャラクター・景之を演じた三木は、「(テレビシリーズの)オンエア当時から評判がいいのは知っていましたし、スタッフも素敵な方ばかりで。それで逆に焼きもちを焼いて僕は一切観なかったんですけど(笑)」と告白して会場の笑いを誘い、「今回お声を掛けていただいてうれしかったです」と本作への参加を喜ぶ。収録はほかのキャストよりもあとに別で行われたそうで、三木が「レギュラーのメンバーが作った空気がチームとしてできあがっていて、『俺たちの庭で遊べよ』くらいな感じで収録された音声を聴きながらだったのですごくやりやすかった」と畠中らの演技を称賛すると、レギュラーキャスト3人はうれしそうな表情に。増田が「ゲストキャラを誰が演じるかは僕らにとってもすごく重要だったんです。そこに三木さんが決まったと聞いて『これはもう安心だな』『楽しみだな』という気持ちがありました」と述懐した際には、畠中と千本木も大きくうなずいた。

最後に畠中は「続編を演じられて、届けることができて幸せです。胸を張って最高に面白いと思える作品なので、この作品に出会ってくれたことに感謝です」「甲鉄城はまだ走り続けると思いますので、そのときまで皆さん応援をどうぞよろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。

「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」は2週間限定で劇場上映される。NetflixとAmazon Prime Videoでも配信中。

(c)カバネリ製作委員会