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岡田健史、初ファンミに4000人!会見で「唯一無二の役者になりたい」

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岡田健史

岡田健史のファンミーティングが、20歳の誕生日を迎えた本日5月12日に東京・ベルサール汐留で開催。直前にマスコミ向けの記者会見が行われた。

ドラマ「中学聖日記」で主人公の相手役である黒岩晶を演じ俳優デビューを果たした岡田。ファースト写真集「鼓動」が6月12日に発売されることが決まっており、7月19日にスタートするFBS福岡放送のドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」では初主演を務める。会見開始早々「20歳の抱負を博多弁で」と請われた福岡出身の岡田は「博多弁で言えるかわからないですが……」と切り出し、「これからどんどん責任が増えてくる。1年前、事務所に入ったときの初心を決して忘れずに、20歳という区切りで再スタートしていこうと……思っとうよ」と少しぎこちなく回答した。

自身初のファンミーティングには、倍率10倍をくぐり抜けた約4000人のファンが参加。岡田は「まだ1作品しか出ていない自分がこんなに大きな会場で」と謙遜しつつ「今日初めて多くのファンの方々と接触する。すごく楽しみですし、20歳の最初の日に実現できたことを本当に光栄に思います」と開催を喜ぶ。そして「ファンの方に楽しんでもらえるのが一番。皆様と楽しい時間を作ることを目標にして今日1日を過ごしたい」と意気込みを述べた。

19歳を「激動の1年」と振り返り、「生活スタイルが変わりましたし、野球をやっていたときとは体も変わった。いろんな刺激や新鮮なものにたくさん触れて、お仕事というより、感情がとても忙しい1年でした」とコメント。もっとも印象に残っている仕事には「中学聖日記」を挙げ、「自分自身としても、役者の岡田健史としてもすごく大きな時間だった」と述べる。さらに「唯一無二の役者になりたいです。表情や声の出し方、仕草など、自分にしか表現できないものを増やして、どんな年齢になっても『岡田健史の演技が見たい』と言ってもらえるような俳優になりたい」と役者としての夢を語った。

「今後挑戦してみたい役」を問われると、「まだ20歳で、まだまだ自分を知る期間。30代、40代、50代になったときにいい演技ができるよう、今いただいた役を全力で生きてみて、そこで自分がどんな役割を果たせるかを学んでいきたい」と回答。ジャンルとしてはアクション作品にも挑戦したいという。

昨日、福岡・ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦で始球式に登板した岡田。「今まで生きてきた人生は野球をして過ごしてきた時間が占めていて」と小学生の頃から11年間にわたって野球を続けたことを明かす。そして野球を「自分の基盤」と明言しながら、その経験が俳優にも生きていることに触れ「野球にしても作品を作るにしても、1つの目標に向かって、いろんな人がいる組織の中で自分が何をできるか、何をやるべきか。そのアプローチ、プロセスは一緒なんだと気付けたことが一番の成長なんじゃないかなと思っています」と続けた。

誕生日にちなみ好きなケーキを聞かれた岡田が「なんでも食べられるんですが、フルーツタルトが一番大好きです」と照れ笑いを浮かべる一幕も。写真集の「鼓動」に関しては、「10代は心身ともに成長が著しい時期。19歳という10代最後の姿を写真に収めていただいた」とコメント。17歳、18歳、19歳という3つの年齢をイメージした姿が写っているそうで、「岡田健史はこのとき何歳のつもりなんだろう?と考えて見るのも楽しみ方の1つなのかなと思っています」とお薦めした。