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「スパイダーマン:スパイダーバース」監督陣のインタビューコメント到着

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ナタリー

「スパイダーマン:スパイダーバース」Blu-ray & DVDセットのジャケット。

「スパイダーマン:スパイダーバース」より、監督を務めたボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンと、プロデューサーのクリストファー・ミラーによるインタビューコメントが到着した。

第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞に輝いた本作。時空がゆがめられたことにより、異なる次元に存在するスパイダーマンたちが集結するさまが描かれる。日本語吹替版には小野賢章、宮野真守、悠木碧、大塚明夫、吉野裕行、高橋李依、玄田哲章らが参加した。

まずペルシケッティは、「日本のたくさんの作品からインスピレーションを受けたよ。僕たちはみんな宮崎駿のファンだと思う。僕らの作品は彼にインスパイアされている。彼の作品からは、全体的な映画のトーンとビジュアルが大きく反映されたね」と話し「だから、彼のDNAは本作にも継承されていると思うよ」とその影響力に言及。ラムジーは影響を受けた作品として、大友克洋の「AKIRA」を挙げ「『AKIRA』の要素は絶対ある」とコメントしている。

さらに監督たちは「パプリカ」の今敏をはじめ、斬新な映像を作り上げてきた日本のクリエイターから影響を受けたと続ける。ペルシケッティは、「僕たちが目指している楽しみなことの1つが、スパイダーマンの新しく面白いストーリーを新しく斬新な映像スタイルで見せていくこと。そして、僕らが参考にしている芸術的なアプローチのほとんどが日本から来ているんだ」と語った。

日本の学生服を着てロボットを操縦する少女ペニー・パーカーに話題が及ぶと、ラムジーはキャラクター作りにおいて「美少女戦士セーラームーン」などからも影響を受けたことを明かす。ロスマンは「ペニーの元のアイデアとなったいろいろなキャラクターから、僕たちのスタイルで、僕たちのバージョンのペニー・パーカーを作り上げようとしたんだ」と振り返った。また、「スパイダーマン」シリーズの生みの親“スタン・リー”の登場シーンについての話題も。数えきれないほど多くスクリーンに映し出されているそうで、監督たちもリーを本編に何回登場させたのか正確にはわからないと告白した。電車のシーンに特に多く現れ、マイルスとピーター・パーカーが歩きながら「ありがとう、ニューヨーク」と口にするときにも彼らのそばを通り過ぎているという。

なお「スパイダーマン:スパイダーバース」のソフトは8月7日に発売。「スパイダーマン:スパイダーバース」のデジタル先行配信は6月26日にスタートする。

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