かまいたちと霜降り明星の高校時代、チャラい濱家の写真に和牛川西が情報足す
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左からガリットチュウ福島、かまいたち、霜降り明星、和牛。
かまいたち、霜降り明星、ガリットチュウ福島が本日5月14日、千葉・イオンモール幕張新都心にて行われた「ハイスクールマンザイ2019 ~H-1甲子園~」の開催発表会見に出席。和牛による司会のもと、高校時代の写真と共に思い出を振り返った。
昨年の会見にはブレザー姿で登壇した和牛は、今回学ランに身を包んで登場。MCを務めるということで、水田は「総合司会なので学ランにランクアップした」と胸を張り、常に“総合司会”然とした態度で会見を進行する。
会見では「初出し!高校時代のマル秘エピソード披露」と題し、MC以外の芸人たちが高校時代の写真を公開。相方・粗品と「ハイスクールマンザイ」で出会った霜降り明星せいやは「僕が出る前年度に関西の代表になっていて、こいつを倒したいと思って僕も次の年に出場した」と当時の思いを振り返る。さらに粗品が初めて話しかけてきたときのことを鮮明に覚えているといい、その言葉が「俺が運営してる大喜利サイト入ってくれへん?」だったと紹介。芸人たちは「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)の松本人志を思い浮かべて「チェアマンやん!」と驚き、せいやも「松本さんより先にチェアマンやってた」とボケて「カメラ何台あると思ってんねん!」と粗品を焦らせる。山内だけは「そのサイトもうやってないの? 入りたかった」と口惜しがり、「どんな先輩なんですか!」とツッコまれた。
そんな粗品に対して、芸人たちは「俺らが『オールザッツ漫才』で見たときからこの仕上がりやった」(川西)、「すごいの出てきたと思ったもん。おもろくて堂々としてて」(かまいたち濱家)と写真の雰囲気に違和感はない様子。水田も納得しながら「川淵チェアマン(Jリーグチェアマンの川淵三郎)と一緒で風格がある」と1人だけ松本人志ではない人物を引き合いに出してコメント。また山内が「芸名『チェアマン』に変えたら?」と提案するのに乗っかり、水田は「『チェ・アマン』にしたら?」と畳み掛けて笑いを誘った。
続いてかまいたちの写真が披露されると、金髪でピアスを付けた“チャラい”濱家と、なぜか白黒写真で真面目そうな山内とのギャップに会場から笑いが。濱家をよく知る川西は「これは“東淀川の毒ヘビ”時代?」とウィキペディア情報も紹介しつつ、「この写真、映ってないけど下がっていったらタワレコの袋持ってるんでしょ?」と話して濱家の恥ずかしい部分をつついてみせた。濱家から「一重が嫌やったからアイプチもしてた」という告白もあり、山内は「(写真の濱家は)モテることしか考えてない。高校時代一緒やったらしゃべってもない」と呆れたが、濱家のほうが「いや俺がしゃべってないねん。当時のヒエラルキーでいったら俺のほうが上や! 勘違いすんなよ」と語気を強める。そんな2人に、水田は「(山内は)当時イジメられてて、今(濱家を)殺そうと思ってる?」と勝手なストーリーを作り上げていた。
最後はダレノガレ明美に扮したうえで女子高校生の格好をした福島の番。しかしスクリーンに映し出されたのは、「放課後、好きな男子の笛を舐める女子生徒」「引退したのに毎日部室に来る先輩」「学校でよく見かけるもまったく話しかけない遠い親戚の子」といったネタで、芸人たちは「福島さんちゃいますやん!」とツッコミつつも「あー面白かった」と純粋な感想を述べた。
囲み取材では水田が総合司会らしく「僕が高校生だったら勇気がなくて参加すらできない。参加しているだけでみんながチャンピオン」と名言っぽくコメント。しかし続けて川西が「年々高校生たちのレベルが上がっていて、テンポだけでいえば僕よりうまい」と話すのには、「いや、それは違う。お前のほうがうまい。積み上げたものがあるから」と生真面目に訂正した。同じ流れを期待した濱家も「僕よりツッコミがうまい子がたくさんいる」と話すと、山内は「はい。山ほどいます」とすんなり同意。濱家は「守ってもらえませんでした」と残念がり、仕方なく「ツッコミでこのクラス、なかなかいないよ?」と自らアピールした。
高校生を対象にした漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ」は、「M-1甲子園」時代から数えて今年で17回目を迎える。動画審査を通過した10~30組が全国6エリアで行われる準決勝に進み、各エリアの優勝者が8月25日(日)に大阪・なんばグランド花月で開催される決勝大会へ。優勝者にはお笑い奨学金50万円や養成所NSCの入学金、年間授業料免除、よしもとタレントとの共演といった特典が用意されている。