京マチ子、心不全のため95歳で死去
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女優の京マチ子が、5月12日12:18に心不全のため東京都内の病院で死去した。95歳だった。
故人の遺志により、石井ふく子ら数名の友人の立ち会いのもと、本日5月14日に密葬が行われた。なお現時点では、偲ぶ会の実施は予定されていない。
京(本名・矢野元子)は1924年3月25日生まれ、大阪府大阪市出身。大映の看板女優として活躍し、黒澤明の「羅生門」や溝口健二の「雨月物語」など数々の映画に出演した。このほか、橋田壽賀子作、石井演出による「喜劇離婚」「大家族」や、佐藤愛子原作、石井演出の「夕やけ小やけでまだ日は暮れぬ」といった舞台作品にも多く出演。最後の舞台出演は、2006年に上演された橋田作、石井演出による「女たちの忠臣蔵」だった。