バリー・コーガンが語る「アメリカン・アニマルズ」、犯人は善悪の間で葛藤する学生
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「アメリカン・アニマルズ」より、バリー・コーガン演じるスペンサー・ラインハード。
5月17日に封切られる「アメリカン・アニマルズ」より、バリー・コーガンに焦点を当てた特別映像がYouTubeにて公開された。
アメリカで起きた実話をもとに、図書館に保管された約12億円相当の画集「アメリカの鳥類」強盗計画を企てる大学生4人の姿を描いた本作。ドラマとドキュメンタリーを交えた構成となっており、実際の事件の犯人が出演している。
コーガンは「ダンケルク」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などで知られるアイルランド出身の俳優。「アメリカン・アニマルズ」では、希少本の強盗話を最初に持ちかけるスペンサー・ラインハードを演じた。スペンサーは、画家になることを夢見ながら、平凡な学生生活を送っていた人物だ。
映像にはスペンサーの「オレたちは待っていた。何かが起こる日を。でも何かがわからない。何かが起これば特別な人生になる」というセリフが収録された。またインタビューに応じたコーガンは「彼はすべてを捨て冒険を追い求めた。彼はアーティストだ。外の世界とのつながりを求めていた。だが彼は善悪の間で葛藤していたんだ」と自身の役を分析している。
ドキュメンタリー「The Imposter(原題)」で知られるバート・レイトンが監督を務めた「アメリカン・アニマルズ」は東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
(c)AI Film LLC/Channel Four Television Corporation/American Animal Pictures Limited 2018