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カンヌ映画祭が開幕!ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、エル・ファニング登場

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「The Dead Don't Die」の監督、キャストたち。(写真提供:Genin Nicolas / ABACA / Newscom / ゼータ イメージ)

第72回カンヌ国際映画祭がフランス現地時間5月14日に開幕した。

オープニングを飾ったのは、ジム・ジャームッシュが監督を務めたコンペティション部門の1本「The Dead Don't Die(原題)」。本作ではアメリカの田舎町センターヴィルで、3人の保安官が突如墓からよみがえったゾンビと戦うさまが描かれる。保安官を演じるのは、ジャームッシュと3度目のタッグとなったビル・マーレイ、「パターソン」で主演を務めたアダム・ドライバー、そしてクロエ・セヴィニーだ。

レッドカーペットには、4人のほかキャストのティルダ・スウィントン、セレーナ・ゴメス、ルカ・サバト、ジャームッシュのパートナーで映画にも出演するサラ・ドライヴァーらが出席。この日は映画の初お披露目となるワールドプレミアでありながら、フランスでは同時刻に600近い映画館で上映され、イベントの模様も中継された。

そしてコンペ部門の審査員長を務めるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥをはじめ、審査員のエル・ファニング、ヨルゴス・ランティモス、パヴェウ・パヴリコフスキ、マイモウナ・エヌジャイエ、ケリー・ライヒャルト、ロバン・カンピヨ、アリーチェ・ロルヴァケル、エンキ・ビラルも参加。ファニングは21歳という年齢でカンヌの審査員入りを果たした。会見ではこのオファーを電話で受けたときのことを「完全にショックを受けました。信じられなかった」と振り返りつつ、世代を代表して審査に“若者の声”を届けることを誓った。映画祭の公式サイトや公式YouTubeでは、審査員がそろって参加した記者会見やフォトコール、「The Dead Don't Die」のキャスト陣が参加したレッドカーペットの模様などを映像で確認できる。

日本からは三池崇史が監督、窪田正孝が主演を務めた「初恋」と、吉開菜央による触覚映画「Grand Bouquet/いま いちばん美しいあなたたちへ」が監督週間、「バンコクナイツ」の富田克也がメガホンを取った「典座 -TENZO-」が批評家週間で上映。さらにヴェルナー・ヘルツォークが日本のレンタル家族を題材にした新作「Family Romance, LLC(原題)」が特別上映される。

なお「The Dead Don't Die」は、2020年春に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。