フィリップ・ガレル「つかのまの愛人」公開、ガレルの実娘出演で三角関係描く
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「つかのまの愛人」チラシ表
フィリップ・ガレル最新作「つかのまの愛人」が、8月18日から31日まで東京・シネマヴェーラ渋谷にて公開される。
特集上映「愛の力学 “彼と彼女と彼” あるいは “彼女と彼と彼女”」の中で上映される本作は、大学で哲学を教えている男性とその若い恋人、そして男の娘との奇妙な三角関係を描くラブストーリー。大学の教え子アリアンヌと同棲している哲学教師ジルのもとを、恋人に振られ自暴自棄になった娘ジャンヌが訪れたことから3人の共同生活が始まる。同い年のジャンヌとアリエンヌはジルには言えない秘密を打ち明け合い、奇妙な絆で結ばれていく。
ジルを「うつくしい人生」のエリック・カラヴァカが演じ、ジャンヌにガレルの実娘エステール・ガレル、アリアンヌにガレルが教鞭を執るフランス国立高等演劇学校の教え子だったルイーズ・シュヴィヨットが扮する。そして、ガレルの前作「パリ、恋人たちの影」でもタッグを組んだジャン=クロード・カリエールがガレルとともに数人で脚本を執筆したほか、同じく前作に続き撮影監督をレナート・ベルタ、音楽をジャン=ルイ・オベールが担当した。
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